歯を抜いたその後の治療法

こんにちは、院長の水野です!

今日は、歯を抜いたその後の治療法についてお話しますね。

失った歯を補う治療法にはブリッジ、入れ歯、インプラントなどがあります。

ブリッジは固定式で違和感がありませんが、支えとなる歯を削る必要があります。

入れ歯はほとんどの方に適応でき費用の負担も少なくすみますが、違和感があり噛む力も弱まるため慣れるまでに時間と調整が必要になる場合があります。

インプラントは見た目は天然の歯と変わらず、違和感もほとんどありませんが
保険が適用されず、治療期間も長くなり手術が必要なため、しっかり説明を受けることが大切です。

またブリッジや入れ歯にも保険適用外のものもあり、見た目や機能性のよくすることもできるんですよ。

歯を抜いた後の治療法は、お口の状態や全身疾患の有無などで最適な治療法が変わってきますので、必ずしも患者さんのご希望に沿うことができない場合もあります。

当院では、インフォームドコンセントに重点をおき、患者さまの意向を十分に理解した治療に最善を尽くすよう常に意識しています。

早めのご相談で選択肢が増える場合もありますので、どうぞ歯科検診などで気軽にご来院くださいね。

歯質について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、歯質(ししつ)についてお話しますね。

歯質、読んで字のごとく、歯の体質です。

歯質は一人一人異なり、虫歯になりやすいかどうかを左右します。

しかし、歯の再石灰化を促進するフッ化物を利用したり、だ液の分泌を促進するためによく噛んだりすることで、歯質を強化することができます。

フッ素は、歯が生えてから2~3年以内の、歯質が未熟な時期にもっとも効果的です。

お子さまの場合は、3~4ヶ月に1度、歯医者さんでフッ化物を塗布することでむし歯の予防効果が高まります。

口内炎について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、口内炎についてお話しますね。

ほとんどの場合、お口のできものは口内炎です。

ビタミン不足や体調不良等で免疫力が落ちているときにおこりやすいアフタ性口内炎やウイルスから引き起こされるヘルペス性口内炎など、口内炎にも種類があります。

炎症は、くちびるやお口のまわりに限らず、体が疲れているときに起こりがちです。

患部がしみて食事がしずらい場合などに塗る軟膏などもありますので、口内炎の治りが悪いと感じたら一度ご相談にきてくだい。

2018年8月15日 | カテゴリー : 一般歯科 | 投稿者 : smile_user

歯牙破折

こんにちは、院長の水野です。

今日は、『歯牙破折(しがはせつ)』についてお話しますね。

歯牙破折、文字通り歯が折れてしまうことをいいます。

実は、虫歯、歯周病に次いで歯を失う原因の第3位です。

歯の見える白い部分である歯冠が割れてしまうことを歯冠破折(しかんはせつ)と呼び、歯ぐきの中にある根の部分が割れてしまうことを歯根破折(しこんはせつ)と呼びます。

歯根破折の多くは、根管(こんかん)治療で歯髄(歯の神経・血管)を取り除いた歯で起きています。

他には、歯ぎしり・食いしばり、外傷などの原因が考えられます。

歯ぐきの中で起きる歯根破折は、気づくまでに時間がかかりがちです。

違和感がある場合には、一度、歯医者さんに相談してみるとよいかもしれません。

2018年7月19日 | カテゴリー : 一般歯科 | 投稿者 : smile_user

歯医者さんのレントゲン

こんにちは、院長の水野です。

今日は、歯医者さんのレントゲンについてお話しますね。

レントゲンと聞くと、放射線量を心配される方がいます。

じつは、わたしたちは毎日、自然界から放射線をうけています。

食べ物から47%、空気から22%、大地や宇宙から29%の割合です。

さて、歯医者さんで使うレントゲンの放射線量はどうでしょうか。

デンタル定エックス線という、1~2本の歯を鮮明に撮影する小さな写真があります。

これは1年間に自然と浴びる量の200分の1程度です。

また口腔内全体を撮影するパノラマエックス線写真は、東京-NY間を飛行機で往復して浴びる放射線量の10分の1程度になります。

また、インプラント治療を行うときによく使う歯科用CT、これは胃のレントゲンの6分の1程度です。

歯医者さんのレントゲンは、1000枚とってもガンの発生リスクがないと言われているほどの少量の放射線量なんです。

もちろん、当院では、医学的に必要であると判断した場合のみ撮影を行っています。

2018年6月28日 | カテゴリー : 一般歯科 | 投稿者 : smile_user

スマイル歯科の補綴治療

こんにちは、院長の水野です。

今日は、補綴(ほてつ)治療についてお話しますね。

補綴治療とは、歯を失った部分を補う治療で、入れ歯、ブリッジ、クラウンなどの治療法があります。

当院では治療に要する時間や費用、患者さまのご希望に合わせて、最善な治療法をご提案しています。

時々、詰め物やかぶせ物が取れてしまっても長い期間放置し、痛みが出てから来院される方がいます。

詰め物やかぶせ物は、歯をなくした部分に人工の歯を入れて見た目をよくする、というだけではありません。

歯の形態を整えることに加えて噛む、咀嚼する、しゃべる、嚥下するなどの、歯が持つ機能を回復させるための治療でもあるのです。

そのために、当院ではもっとも大切な「かみ合わせ」の調整に力を入れています。

実はわたしたちの歯は、ただ単に上下の歯をかみ合わせて当てれば噛めるというほど単純ではありません。

噛みちぎるという垂直的なかみ合わせと、すり潰すという水平的なかみ合わせの両方を兼ね備えたかみ合わせを持つ特徴と複雑さを再現させる必要があります。

当院では、満足な咀嚼機能を回復維持するために、顎関節の状態や筋力、年齢的なお口の変化や性差、さらには噛む力の違いや噛み癖なども考慮しながら治療を行っています。

もし銀歯などが取れてしまったら、放置せずに早めに歯医者さんへ行くことをお勧めします。

東北大学、口腔がんの薬を開発

こんにちは、院長の水野です。

今日は、いいニュースがあります!

4月26日、東北大学が、ヒト口腔がん細胞に高発現する糖タンパク質のポドカリキシンに対して、がんの増殖を抑制する抗体を作製することに成功したと発表しました。

疾患の原因となる分子のみに作用する薬は「分子標的薬」と呼ばれ、昨今、開発が活発に進められているそうです。

希望ですね。

この研究成果は、4月28日、米国科学誌「Oncotarget」に掲載されました。
がんに対する新規分子標的薬の開発(東北大学プレスリリース)

カンジダ性口内炎について

こんにちは、院長の水野です!

今日は、カンジダ性口内炎についてお話したいと思います。

口内炎にはいくつもの種類があり、その一つにカンジダ性口内炎というものがあります。

細菌の一種で、カビの仲間であるカンジダ菌が原因の口内炎です。

この菌は、健康な人の口の中にも認められる菌ですが、体力が落ちて抵抗力がなくなると急に増殖します。

口やのどの粘膜や歯肉の粘膜に白っぽいカビのようなものがつき、粘膜がピリピリする、チクチクするなどの症状が出ます。

もし口の中をのぞいた時に、粘膜や歯の周囲の歯肉に白いものが多くついていたら、一度ご相談ください。

2018年3月22日 | カテゴリー : 一般歯科 | 投稿者 : smile_user

薬の服用とドライマウスについて

こんにちは、院長の水野です。

今日は、薬の服用とドライマウスについてお話しますね。

現在、約800種類ほどの薬剤がドライマウスと何らかの関係があるとされています。

もちろん、すべての薬が服用してすぐに症状が出るとは限りません。

しかしながら、ドライマウスの原因が明らかに服用薬であっても、全身状態のために服薬中止ができない場合がほとんどです。

また、仮に中止できたとしても、長期間で多量に服用している場合では症状改善に時間を要することがあります。

歯科医院では、薬を処方している先生と連携を取りながら、症状の経過を追いつつ適切な処置を行ってゆくことで、QOLの向上を促す役割を担っています。

2018年1月26日 | カテゴリー : 一般歯科 | 投稿者 : smile_user

歯科保存治療について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、『歯科保存治療』についてお話します。

できるだけ歯を残し、いつまでも自分の歯で噛めるように歯の保存を重視する治療を歯科保存治療といいます。

歯の本数が減るにつれて残った歯にかかる負担が大きくなり、ある段階から急激に残りの歯を失うリスクが高くなります。

歯を失う原因には、主にむし歯と歯周病がありますが、成人が歯を失う原因として多いのは歯周病のほうです。

歯周病治療は歯科保存治療の中で重要な役割を担っています。

むし歯や外傷で欠損が生じた場合は、保存修復を行います。

また、むし歯が神経に達している場合でも、適切な根管治療で歯の保存を目指すことができます。

当院では、『歯科保存治療』を常に念頭に置き、保存修復や歯内療法などを駆使して歯を守ることを心掛けています。