妊娠中の方、授乳中の方、3歳までのお子様がいる方
当院では、デリケートな状態にある妊婦さんの口腔ケアを行っています。妊婦さんのお口のトラブルはお腹の赤ちゃんの健康に影響してしまうことがあります。妊娠中に1度お口を診せに来てください。妊婦さんと赤ちゃんの健康につなげましょう!
妊娠中の歯科治療時期の目安
当院では、妊娠周期や体調を考慮した治療計画をご提案いたします。
また、こちらを注意していただくと、妊娠中でもある程度の範囲内の治療を安心して受けることが出来ます。
マタニティの時期からお口の健康・予防について知っておくことでお子様の歯が生えたときからムシ歯予防の習慣ができます!
元々赤ちゃんの口の中にはムシ歯菌はいません!
生まれたばかりの赤ちゃんの口には、ムシ歯の原因菌であるミュータンス菌はいません。
ご両親などが使ったスプーンで赤ちゃんに食べさせたり、またキスしたりすることによって、赤ちゃんにうつってしまいます。
つまり、周りの大人のムシ歯菌をできるだけ減らしておけばお子様の感染年齢を遅らせて、ムシ歯予防につながります。
歯ぐきのケアが大切です!
妊婦さんが中等度以上の歯周病にかかっていると低体重児出産のリスクが高くなることがわかっています。
あなた自身と、大切なお子様のために歯ぐきのケアもしっかりしましょう。
十分な栄養をとりましょう!
丈夫な歯、そして健康なそして健康な赤ちゃんを産むためにはカルシウムだけではなく、タンパク質・リン・ビタミンA・C・D等の栄養素もバランスよく摂取する事を心がけましょう!
何歳頃から歯医者に連れて行った方がよいですか?
乳歯は虫歯になりやすいため、生えた時点から予防が必要になります。
少なくとも虫歯に気がつきたら、できるだけ早くご来院ください。
治療が早ければ早いほど、痛みのない治療をすることができます。
お子様が歯科医院で虫歯や予防の処置ができるようになるのは、治療台に座って自分からお口の中を見せられる頃です。
個人差がありますが、最初は遊んだり練習したりして除々に治療ができるようになります。
- 産科の主治医に歯科治療を受けることを前もって伝えておきましょう。
- 妊娠周期やお体の負担を十分に考慮した治療計画を提案いたします。
場合によっては、応急処置のみ行い、安定期や産後に治療を再開するなどの対応を行う場合もあります。
- 歯科でのレントゲン撮影は腹部から離れており赤ちゃんへの影響はほぼありませんが、当院では、防護エプロンで腹部を覆って撮影します。
- 妊娠中の薬の服用には慎重であるべきですが、痛みなどの症状がひどい場合は、我慢することがかえってお腹の赤ちゃんに悪い影響を与えることがあります。
安全に使える薬もありますので歯科と産科の医師に相談した上で、処方された薬を指示を守って飲むようにしましょう。