2人目の出産時、よだれつわりが7ヶ月目くらいまでありました。
よだれがすぐに口に貯まってしまうんですが、味も苦くて、四六時中あめ玉を舐めていました。
そのせいで歯がボロボロになり、耐えられないような歯の痛みに襲われました。
安定期に歯の神経を抜いてもらい、産婦人科の先生とも相談しながら、できるところまで歯の治療を続けました。
出産後、他にもたくさんできてしまったムシ歯の治療のため、歯医者さんに通っています。
つわりは多少ありましたが、歯みがきは妊娠前と変わらず歯磨き粉もつけて普段どおり行えました。
安定期に、歯医者での歯のクリーニングをしてもらいました。
歯医者さんに勤務し、妊娠前から歯の健康に気を付けていたこともあってか、特にむし歯ができやすくなたっりなどの大きな問題もなく過ごせました。
妊娠中はホルモンの関係で歯周病になりやすいと聞いたことがあり、妊娠前よりも歯磨きやうがいを意識しました。
つわりによる嘔吐が多かったので、胃酸で歯がボロボロにならないように、嘔吐したらフッ素入りのマウスウォッシュでうがいをしました。
食事も一度にたくさん食べられず、ダラダラ食いが増えたため、歯磨き粉もフッ素入りのものを使って予防を心掛けました。
それまで使っていた舌ブラシは嘔吐してしまうので中断し、かわりに歯間ブラシをよく使うようにしました。
最後に
こんにちわ、院長の水野です。
マタニティ期に歯をボロボロにしてしまう方も少なくありませんが、今回いろんな方の話を聞いて、つわりの症状や重さによっては歯磨きですら大変になってしまうということがよく分かりました。
体験談の最初エピソードでは、よだれつわりの方がアメ玉を食べて、むし歯になってしまったことを紹介しています。
アメ玉をキシリトール入りのラムネなどに変えることでむし歯予防ができますが、よだれづわりが重い方の中には、キシリトールの味がダメだったり、特定のアメ玉しかうけつられなかったという声も聞きました。
日頃の歯のケアが十分できなくとも、つわりの症状や重さによる個人差は仕方のないことです。
マタニティ期はできることをして頂きながら、歯科医院でできる限りのサポートをし、1年という時間を一緒に乗りきってゆきたいですね。