お子さんの粘膜疾患

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「お子さんの粘膜疾患」について、お話します。

お子さんの口腔内のトラブルといえば、むし歯を連想しがちですが、粘膜疾患での受診も少なくはありません。

生後6ヶ月から2歳頃に好発する麻疹では、高熱とともに発疹が全身に広がります。
口腔内にもコプリック班が出現します。

5歳頃までにかかりやすいヘルパンギーナは、痛みを伴う喉に小水疱や口内炎ができます。

手足口病や水疱瘡なども、皮膚だけでなく口腔内にも小水疱がでます。

他にも、口腔カンジダ症やアフタ性口内炎、ヘルペス性歯肉口内炎、萌出性歯肉炎、粘液のう胞など様々な粘膜疾患があります。

症状が口腔内に集中している場合は、かりつけの歯医者さんを早めに受診することをお勧めします。

定期的に歯医者さんへ通い歯の検診やクリーニングを行うことで、口腔内トラブルの早期発見にもつながります。