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四街道スマイル歯科のクリニックブログ

クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。

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低ホスファターゼ

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「低ホスファターゼ」について、お話をしたいと思います。

低ホスファターゼ症は、骨の強さや成長にかかわる酵素の働きが弱いために起こる病気です。

過去には、症状が軽い方が骨粗しょう症と間違えられてしまったという事例もあったようです。

一般的に乳歯は6歳ころから永久歯に生えかわり始めますが、低ホスファターゼ症のお子さんはそれより早く歯がぐらついたり抜けたりする場合が多いです。

低ホスファターゼ症で抜けた歯は、セメント質がうまく作れないため動いたり抜けたりしやすく、抜けた歯の歯根が長いことが特徴です。

もし、お子さんがまだ4歳以下なのに、複数の乳歯がぐらぐらしたり抜けはじめるようなことがあれば、抜けた歯を持参して、かかりつけの歯科医に相談すると良いでしょう。

低ホスファターゼ症は、幼児期の歯の変化から早期に発見することができることが多い病気です。

乳歯が抜ける症状だけで終わる方もいますが、進行性疾患による他の症状が複数現れる方もいます。

早期発見で、適切な治療を受けることが大切です。

赤ちゃんのよだれが多い理由

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「赤ちゃんのよだれが多い理由」について、お話をしたいと思います。

一般的に赤ちゃんのよだれが多く分泌されるのは歯が生え始める生後6~8カ月頃です。

歯の萌出の頃になると、赤ちゃんはなんでも口にもってきて確かめようとします。

その刺激がきっかけとなり、唾液の分泌が促進されます。

離乳食を始める合図であるとも言われています。

ダラダラ垂れるくらい唾液がでてしまいますが、それは口腔周囲の筋肉が未発達で口が開けっ放しになるためです。

お子さんが成長するにつれ、口の周りの筋肉が発達すれば自然によだれが垂れることもなくなります。

お子さんの歯が生えたら、一度、歯医者さんへ連れていってはいかがでしょうか。

乳歯にフッ素を塗布することで、むし歯になりづらい丈夫な歯にすることができます。

また既にむし歯がある場合は、早期発見により最小限の治療でむし歯を治すことができます。

お子さんがまだ小さくてむし歯の治療が難しい場合には、むし歯の進行止めを塗り、安全に治療ができるようになってから、むし歯の治療をすることもできます。

どうぞ気軽にお問い合わせください。