金属アレルギーについて

こんにちわ、院長の水野です!

今日は、『金属アレルギー』についてお話しますね。

金属アレルギーを発症し、治療をされても症状が改善されない方は、お口の中の銀歯などが原因となっている場合があります。

一度、主治医と相談し、パッチテストなどのアレルギー反応検査で原因となる金属を特定し、お口の中の金属をより安全な材料に置き換えること(原因除去療法)を検討されてもよいかもしれません。

自費診療のセラミックスの詰め物や被せ物は安全な材料の代表といわれています。

保険診療では、治療部位に制限がありますが、ハイブリッドレジンクラウン(CAD/CAM冠)があります。

長期的に安定した治療成績が望めるオールセラミックスインレーやクラウンを装着することがもっともよいとは思いますが、自費診療となるため費用がかかります。

まずはできる限り保険適用内でより安全な材料に置き換え、機会を見てさらに長期的に安定したものへと作り変えていく事もひとつの方法だと思います。

当院では患者様の希望を十分に考慮した最善の治療ができるよう努めております。
どうぞ気軽にご相談ください。

2020年5月2日 | カテゴリー : 一般歯科 | 投稿者 : smile_user

歯周病と糖尿病

今日は、「歯周病と糖尿病の関係」についてお話しますね。

糖尿病になると血管障害により口の中の血流も悪くなるため、抵抗力が落ちて歯周病菌に感染しやすくなります。

高血糖の状態で歯周病になると、体は骨を溶かす物質を多量に放出して骨を溶かしてしまいます。

糖尿病の方が歯周病になりやすいとよく言われるのは、こうした理由からです。

この悪い関係を断ち切るには、血糖コントロールとプラークコントロールが大切です。

プラークコントロールの基本は、毎食後の丁寧な歯みがきです。

定期的に歯医者さんへ行って、プラークの除去と歯周病のチェックを行うのもおすすめです。

また糖尿病の方は、歯科を受診する時には必ず糖尿病であることを伝えてください。

抜歯や外科的処置を行う場合、血糖コントロールが不良だと治療内容を考慮する必要があります。

歯科受診の際の注意点をまとめますね。

  •  現在の血糖コントロールの状態を伝える
  •  合併症があれば伝える
  •  薬物療法を受けている方は、経口薬やインスリンの種類を伝える
  •  糖尿病以外で飲んでいる薬もすべて伝える
  •  抜歯などの外科治療を受ける際は、主治医に相談する

血糖コントロールとプラークコントロールを行い、歯周病を予防しましょう。

感染症対策に関するお知らせ

患者さまと医療スタッフの安全を最優先に考え、必要な取り組みを行っております。

1. 医療スタッフの健康チェック
勤務時に医療スタッフの健康状況を確認し、体調不良の場合には出勤見合わせ・退勤を徹底します。

2. 患者さまの健康チェック
受付時に患者さまの健康状況を伺い、体調不良の場合には予約の取り直しをお願いしております。

3. 院内の滅菌・消毒の徹底
マスクや消毒液、ハンドピースなどの十分な在庫があります。
患者さまを診察する際、医療スタッフはグローブなどの消耗品をすべて交換し、清掃等をいつも以上に丁寧に行っております。

4. 初診の方の定期健診のご予約を一時停止
緊急性のない定期健診などは、5月8日(金)以降にて予約の承っております。

患者さまに安全な医療を提供できるよう、スタッフ一同必要な対応を行ってまいります。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

院 長

2020年4月15日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : smile_user

ドライマウスについて

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「ドライマウス」についてお話しますね。

超高齢社会の昨今、ドライマウスの患者さんは推定800万人以上といわれています。

ドライマウスの定義はとても広義です。
「誤嚥性肺炎リスクが非常に高い寝たきりの患者さん」から「日常生活において口の渇きが気になる方」まで広範囲に該当します。

ドライマウスは、程度に応じて適切な対応をとることが大切です。

例えば、「全身疾患がなく唾液分泌量の減少により少し話ずらくなった」という程度の場合、日常の生活習慣を少し見直すことで改善する場合があります。

高齢になると水分摂取を嫌う傾向になりがちなので水分補給を増やしたり、香辛料などの刺激物やアルコール飲料の飲みすぎに注意するなどでも、初期の段階では有効です。

唾液マッサージは有効ですが、患者さんが習慣化するのはなかなか難しいものです。

そこでおすすめなのが電動歯ブラシの活用です。

マウスピースとチック症状

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「マウスピース装着によるチック症状改善の効果」についてお話しますね。

運動チックと音声チックが1年以上続く精神性疾患であるトゥレット症候群には、薬物療法や認知行動療法、脳深部刺激療法などの治療法があります。

これらの治療法でも症状が改善されない方も多くいるようです。

そのような中、大阪大学歯学部付属病院障害者歯科治療部の村上旬平講師や同大大学院歯学研究員口腔解剖学第二教室の吉田篤教授らの研究グループで、歯ぎしりや顎関節症の治療に使用するマウスピースがチック症状を軽減させると発表しました。

取り外し可能なマウスピースの装着でチック症状の改善に繋がるというのは、ありがたいですね。

2020年3月19日 | カテゴリー : 一般歯科 | 投稿者 : smile_user

グローブ導入の認定証

こんにちは、院長の水野です。

医療機器グローブ導入歯科医院に送られる認定証が届きましたので、画像をアップします。

当院では、患者さまを診察する際、医療スタッフはグローブなどの消耗品を交換し、清掃等を一回一回丹念に行っております。

現在はコロナウィルスが流行しているため、いつも以上に丁寧に滅菌・消毒などをしています。

早くコロナウィルスが終息するといいですね。

2020年3月14日 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : smile_user

口腔がんについて

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「口腔がん」についてお話しますね。

口腔がんは、発見が遅れると日常生活に支障をきたすほどの後遺症が残ったり、命にかかわることもあります。

一般的には初期のがんでは痛みや出血などはなく、硬いしこりが触れるのみの場合が多いです。

当院の場合は、より詳しい検査が必要と判断したら、東京歯科大などの連携している大きな病院を紹介します。

口腔がんの検査は、CTやMRI、超音波などを使った画像診断が必要に応じて行われます。

病変組織の一部を切り取って顕微鏡の検査する病理診断を行い、がん細胞が認められれば確定となります。

治療方法は病期により決定され、様々な情報をもとに適切な治療方法が検討されます。

口内炎は1~2週間程度で治ってきますから、なかなか治らないと思ったら、一度、歯医者さんに相談してみるとよいでしょう。

2020年3月5日 | カテゴリー : 予防歯科 | 投稿者 : smile_user

唾液のケア

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「唾液のケア」についてお話しますね。

高齢になると口の中も老化し、歯槽骨が痩せ、歯肉退縮してゆきます。

歯肉退縮とは、歯茎が後退して歯根が露出することです。

歯肉退縮が起こっていても唾液が十分に分泌されていれば、緩衝作用で菌の繁殖を抑制するので、根面う蝕(むし歯)にはなりにくいものです。

「口の渇きが気になる」「固い食べ物が食べにくくなってきた」「入れ歯が擦れて痛い」などの自覚症状があれば、唾液が減少している場合があります。

唾液のケアは、水分を意識してとったり、唾液腺のマッサージで唾液分泌を促進する、口腔保湿剤を用いるなど色々なケア方法があります。

口の渇きが気になりだしたら、一度、歯医者さんに相談してみるとよいでしょう。

1日1回のブラッシングで歯を丈夫にしましょう

こんにちは、院長の水野です。

今日は、お子さんのブラッシングについてお話しますね。

はえ始めのエナメル質は柔らかく、むし歯になりやすい状態ですがブラッシングすることで徐々に成熟し丈夫になります。

ていねいなブラッシングと甘いジュースやお菓子を避けることで、むし歯を予防したり進行を止めることができます。

歯だけでなく、あごの成長も意識してあげることが大切です。
最近は、子どもたちのあごが小さくなっている傾向があります。

永久歯にはえ変わる頃、あごが小さくて歯がきれいに並ばず、矯正治療になる子どもが増えています。

よく噛むことであごが育ち不正咬合のリスクを減らすことができるので、月齢にあった噛み応えのものを食べることが大切です。

日常のブラッシングに加え、定期的に歯医者さんへ行き、お口のチェックとフッ素塗布をしてもらうとよいでしょう。

歯周病とインプラント周囲炎について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、歯周病とインプラント周囲炎についてお話しますね。

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性の病気です。

歯と歯肉のさかい目の歯みがきが十分でないと、そこにたくさんの細菌が付着して歯肉が炎症し、赤くなったり腫れたりします。

またインプラント周囲炎とは、歯周病と同じく歯周病菌による感染です。

つまり、インプラントの歯周病をインプラント周囲炎と呼んでいます。

歯周病もインプラント周囲炎も、予防するには毎日の歯みがきが大切です。

毎日の歯みがきにプラスして、定期的に歯医者さんへ行き検診やクリーニングなどのメンテンアスを行ことが大切です。