保険医協会が歯科受診についての動画を公開しました

こんにちは、院長の水野です。

今日は、保険医協会が歯科受診についての動画を公開したので紹介しますね。

紹介されている通り、歯医者さんでのコロナクラスターというのはほとんど聞かないですね。

確かに、歯医者さんはコロナウィルスが蔓延するずっと以前より、B型肝炎やHIVなどのウィルス感染対策を徹底してきました。

とはいえ、ワクチン接種が始まりつつありますが、まだまだ感染拡大の収束が見通せない状況が続いています。

自己判断による診療中断はリスクがありますが、コロナウィルスも心配もですよね。

かかりつけ医と相談しながら、一緒にコロナ渦を乗りきりたいですね。

バーニングマウス症候群

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「バーニングマウス症候群(口腔灼熱症候群)」について、お話ししますね。

主な症状は、口腔内のヒリヒリ感やしびれ、味覚異常などで、とくに中高年の女性に多いと言われています。

口腔カンジダ症やドライマウスなどの病気が原因で起こることがあります。

また、ショック・ストレスなどの心因的なものが原因で引き起こされる突発的なものがあります。

「バーニングマウス症候群」の予防としては、もちろん原因である病気の改善に取り組むことが大切ですが、唾液を増やすことも大切です。

食事をよく噛んで食べたり、おしゃべりをするだけでも、唾液の分泌がUPしますよ!

マウスリンスなどを活用するのもよいかもしれませんね。

シーラントについて

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「シーラント」についてお話しますね。

シーラントとは、奥歯の噛む面の溝にプラスチック(レジン)を埋め込み、むし歯を予防するという方法です。

お子さんの第一大臼歯(6番目の歯)にシーラントを行うことが多いです。

この歯は6歳頃に生えてくるくる歯なので、お子さん自身での十分なブラッシングが難しく保護者の方も乳歯と勘違いしやすい歯です。

シーラントは、歯の溝を埋めるだけなので歯を削ることはありません。

しかし、シーラントは万能ではありません。

お子さんの場合は噛み合わせが安定しないので、シーラントがはがれてしまう場合もあり、虫歯予防の効果が途中で無くなってしまうこともあります。

また、歯の溝は虫歯予防できても、歯と歯の間や歯の側面にはシーラントをすることができないので、お家での歯磨きは必要です。

毎日の歯磨きに加え、定期的に歯医者さんでむし歯のチェックをしたり、フッ素塗布なども行い、お子さんの歯を一緒に守ってゆきたいですね。

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

本年が地域の皆様や当院の関係者にとりまして健やかで素晴らしい一年になることをご祈念申し上げます。

2020年初めから続くコロナ禍の中、当院は多くの患者さまや医療関係者さまのご理解やご支援により、地域密着型の診療所として使命を全うすることができました。

本当にありがとうございました。

今後とも、医療の安全を心がけ、スタッフ一同、良質な医療を皆様に提供するために頑張ります。

皆様の温かいご支援とご協力をよろしくお願いします。

2021年1月1日 | カテゴリー : ブログ | 投稿者 : smile_user

「お口のことで満足していないこと」の1位は「歯の色」

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「ホワイトニング」についてお話しますね。

2004年ジーシー実施国民意識調査によると、「お口のことで満足していないこと」の1位は「歯の色」でした。

調査によると60%を超える人が「歯の色」に満足していないことがわりました。

ちなみに、2位は「口のにおい」です。

歯に色がついてしまう理由は、いくつもあります。

コーヒーやお茶、タバコ等による変色。
色素が歯の内部まで取り込まれることにより、歯が黄色く見えてしまいます。

加齢による変色。
年齢を重ねるにしたがって、人の歯は自然と黄色く変色していきます。

代表的なものを紹介しましたが、他にも全身疾患に由来する変色など様々な原因があります。
歯医者さんでは、歯を白くするために、「ホワイトニング」という治療法を提供しています。

「ホワイトニング」には種類がありますが、当院では「ホームホワイトニング」を用意しています。

「ホームホワイトニング」は、歯医者さんで専用トレーをつくり、ご自宅でマウストレーにホワイトニングジェルを塗布して決められた時間、継続的に装着することによってホワイトニング効果を得ることができます。

文章だとわかりづらいと思いますので、興味のある方は、ホワイトニングのページもご覧ください。
こちら

歯の色は「ホワイトニング」で改善が期待できるので、お悩みの方は一度歯医者さんにご相談ください。

2020年12月24日 | カテゴリー : 審美歯科 | 投稿者 : smile_user

口腔機能低下症について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「口腔機能低下症」について、お話したいと思います。

「口腔機能低下」とは加齢により口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」等の機能が少しずつ低下する症状です。

口腔機能低下症は、検査をして、7つの症状(口腔衛生状態不良、口腔乾燥、咬合力低下、舌口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下)のうち、3項目以上該当する場合に口腔機能低下症と診断されます。

食べ物や飲み物が飲み込みにくい、硬いものが食べにくくなった、お茶や、汁物等でむせることがある、口の渇きが気になるなどの症状はありませんか?

気になる症状がある場合は、定期健診などのタイミングにでも、かかりつけ医に一度ご相談されてはいかがでしょうか。

老化とともに少しずつ進む口腔内の機能低下は、早い段階から、かかりつけ医と二人三脚で進行を遅らせることで、食事をいつまでも楽しむことができます。

免疫力アップの「歯磨き」

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「免疫力アップの歯磨きのタイミング」をお話したいと思います。

今世界中で大変なことになっている新型コロナウィルスも、口腔内の環境に罹患リスクが左右されます。

インフルエンザは適切な口腔ケアで、発症率を下げたというデータもあるので、新型コロナウィルスの対策にもつながりそうですね。

歯磨きをするタイミングはもちろん1日3回毎食後が理想ですが、特に、起床後すぐと寝る前は丁寧に歯磨きをするとよいでしょう。

寝ている間は唾液が少なく、菌が増殖するためです。

ただし力を入れて磨きすぎるのはよくありません。

病原体は粘膜から侵入しますが、磨きすぎで歯肉を傷つけると侵入する入り口を広げてしまうことになりかねません。

特に、歯周病の方は、すでに口の中に傷がある状態なので気をつける必要があります。

また歯肉の奥にたまったプラークや歯石は自力では取れません。

定期的に歯医者さんに検診に行って、むし歯や歯ぐきの状態をチェックすることが大切です。

歯の神経について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「歯の神経」について、お話しますね。

歯の神経は、歯全体に栄養を運ぶという重要な役割があります。

また噛むことによる刺激を受け止めたり、感じたりしています。

さらに、むし歯になった時に冷たさや痛さを感じます。

このおかげで歯の異常を感知し、発見につなげることができます。

また神経を取った歯は、外見上は骨に埋まり、歯茎に支えられているものの、枯れ葉と同じで栄養が届かずに弱くなっていきます。

まだ歯の神経を治療せずに済んでいる方は、健康な歯をしっかりと守ってゆきたいですね。

神経の治療をした歯がある方は、まだ治療していない歯をしっかりと守りつつ、その後の歯の様子をしっかりとフォローしてゆく必要があります。

3ヶ月から半年に一度は定期的な歯の検診やクリーニングをお勧めいたします。

骨粗しょう症と口腔ケア

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「骨粗しょう症と口腔ケア」についてお話しますね。

骨粗しょう症は、歯を支えているあごの骨も弱くなり、歯の周りの組織に炎症を起こしやすくなるため、歯周病になりやすくなります。

歯周病が悪化すると、あごの骨にも炎症が広がり、重篤な骨の病気にかかってしまうことがあります。

下くちびるや下あごあたりに痺れがあったり、あごに鈍い痛みが続いているなどの症状がある方は早めに担当医に相談されるとよいでしょう。

骨粗しょう症の方は、健康な人以上に、毎日のブラッシングを丁寧にし、口腔内を清潔に保つようにしてください。

また歯医者さんでの定期的な検診と歯のクリーニングも大切です。

骨粗しょう症の治療中の方が歯医者にかかるときは必ず、骨粗しょう症である旨を伝えてくださいね。

骨粗しょう症の方の歯科治療には、担当の医師と歯科医師の連携が必要です。

歯の定期健診が節約になるか

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「歯の定期健診が節約になるか」お話していと思います。

先日、「歯医者さんに聞いてみた! 歯の定期メンテナンス=トータル300万の節約になる理由」という記事がネットに出ていました。

次のような内容でした。

予防歯科のために歯医者に通うと、1回に付き3,000円程度かかることが多く、3ヶ月から半年に1度の通院で年額にすると1万2,000円〜6,000円ほどになる。

それに対し、痛むほど悪化していれば1回の治療で2,000円〜4,000円、それを短い期間で何回か通わなければならなくなり、1か所の虫歯を治療するだけで総額1万円以上かかることもある。

また治療が終わっても、入れ歯やインプラントは加齢や口内の状況、入れ歯の消耗具合に応じて定期的な作り替えが必要になる。

虫歯の治療費と入れ歯の維持費を総合すると、80歳までの治療費は430万円ほどになるの対し、歯をメンテナンスしていけば150万円程度
だから、歯科に定期的に通うのが結果的に節約になるというものでした。

治療費に注目した試算のようですが、オーラルフレイルが原因でフレイルになってしまうことで、生活や介護の面でも金銭的な負担はUPするかもしれませんね。