通ってくださっている患者さんから手作りの巾着を4枚頂きました。
当院では、小学生以下のお子さんを持つママさんスタッフが多く、皆さんとても喜んでいました。
お気遣いありがとうございます。
通ってくださっている患者さんから手作りの巾着を4枚頂きました。
当院では、小学生以下のお子さんを持つママさんスタッフが多く、皆さんとても喜んでいました。
お気遣いありがとうございます。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「乳歯」について、お話をしたいと思います。
乳歯は、白色から青白色(せいはくしょく)をしており、永久歯よりも白く見えます。
そのため、乳歯の表面に黄色や茶色のシミがついていると目立ちます。
着色の原因はさまざまですが、多くの場合は茶渋などの食品の色素沈着、口の中の細菌(特に嫌気性菌(けんきせいきん))が代謝の際に出すものの蓄積、初期のむし歯などがあります。
小児歯科も歯の治療の基本は一般歯科と同じですが、お子さんの永久歯を視野に入れながら、むし歯予防に力を入れています。
乳幼児のむし歯の治療は、大人のむし歯治療のようにスムーズにはいきません。
怖がって口をあけてくれなかったり、暴れてしまうなど、思うように治療をすすめられないことが多々あります。
安全に治療を行うことができない場合には、むし歯の進行を抑える薬を塗布してお子さんが治療できるようになるまで待ったり、大学病院を紹介して治療することだってあります。
そうならないためにも、仕上げ磨きを毎日おこない、日頃から歯の健康を意識してあげてください。
また、気になる症状がなくても定期的に歯医者さんで歯のクリーニングをして茶渋などの汚れを落としたり、フッ素を塗布してむし歯予防をするとよいでしょう。
こんにちわ、院長の水野です。
FEEDさんから、グローブ導入認定証を頂いたのでUPしました。
当院では、患者さまに安心して治療を受けて頂くために、医療用ニトリルグローブを導入しております。
患者さま一人ひとりの治療前後にユニットの徹底的な清掃をするだけでなく、待合室なども一定時間ごとにウィルス除去・滅菌・殺菌をしています。
待合室は常に窓をあけて換気しておりますので、エアコンはMAXでつけていますが夏は暑く、冬は寒いです。すみません。
ビニールスリッパも一定時間ごとに滅菌・殺菌をしていますが、不織布製の使い捨てスリッパや紙タイプの使い捨て中敷きなども用意しております。
これからもコロナなどの感染症を予防するため、尽力してゆきたいと思います。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「低ホスファターゼ」について、お話をしたいと思います。
低ホスファターゼ症は、骨の強さや成長にかかわる酵素の働きが弱いために起こる病気です。
過去には、症状が軽い方が骨粗しょう症と間違えられてしまったという事例もあったようです。
一般的に乳歯は6歳ころから永久歯に生えかわり始めますが、低ホスファターゼ症のお子さんはそれより早く歯がぐらついたり抜けたりする場合が多いです。
低ホスファターゼ症で抜けた歯は、セメント質がうまく作れないため動いたり抜けたりしやすく、抜けた歯の歯根が長いことが特徴です。
もし、お子さんがまだ4歳以下なのに、複数の乳歯がぐらぐらしたり抜けはじめるようなことがあれば、抜けた歯を持参して、かかりつけの歯科医に相談すると良いでしょう。
低ホスファターゼ症は、幼児期の歯の変化から早期に発見することができることが多い病気です。
乳歯が抜ける症状だけで終わる方もいますが、進行性疾患による他の症状が複数現れる方もいます。
早期発見で、適切な治療を受けることが大切です。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「赤ちゃんのよだれが多い理由」について、お話をしたいと思います。
一般的に赤ちゃんのよだれが多く分泌されるのは歯が生え始める生後6~8カ月頃です。
歯の萌出の頃になると、赤ちゃんはなんでも口にもってきて確かめようとします。
その刺激がきっかけとなり、唾液の分泌が促進されます。
離乳食を始める合図であるとも言われています。
ダラダラ垂れるくらい唾液がでてしまいますが、それは口腔周囲の筋肉が未発達で口が開けっ放しになるためです。
お子さんが成長するにつれ、口の周りの筋肉が発達すれば自然によだれが垂れることもなくなります。
お子さんの歯が生えたら、一度、歯医者さんへ連れていってはいかがでしょうか。
乳歯にフッ素を塗布することで、むし歯になりづらい丈夫な歯にすることができます。
また既にむし歯がある場合は、早期発見により最小限の治療でむし歯を治すことができます。
お子さんがまだ小さくてむし歯の治療が難しい場合には、むし歯の進行止めを塗り、安全に治療ができるようになってから、むし歯の治療をすることもできます。
どうぞ気軽にお問い合わせください。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「歯周病検査」について、お話をしたいと思います。
歯周病は歯の周りの歯周組織に炎症が起こる疾患です。
歯周病は、むし歯と並んで歯科の2大疾患と呼ばれ、歯を失う原因の約50%以上が歯周病を原因としています。
歯周病が進行すると「歯ぐきが腫れて痛い」「歯ぐきから血が出る」「歯がぐらついて食べ物が噛みづらい」「口臭が気になる」などの症状があらわれ、最後には歯を失ってしまいます。
歯周病は、歯周ポケット内のプラークや歯石が主な原因ですが、セルフケアによる歯石の除去は容易ではありません。
初期の段階では自覚症状が少ないため、定期的に歯の検診やクリーニングで歯医者さんへ行くことが早期発見につながり、適切な治療で進行を抑えることができます。
こちらは、歯周病のチェックリストです。
□歯ぐきに赤く腫れた部分がある
□歯ぐきがやせてきた
□歯と歯の間にものが詰まりやすい
□歯を磨いた後、歯ブラシに血がついている
□歯を磨いた後、すすいだ水に血が混じることがある
□歯と歯の間の歯ぐきが鋭角的な三角形ではなく、うっ血していてブヨブヨしている
□歯が浮いたよう感じがする
□指で触ってみて、少しグラつく歯がある
□歯ぐきから膿がでたことがある
次のチェックリストで1つでも当てはまる方は、一度、歯医者さんで歯の検診を受けてみてはいかがでしょうか。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「オーバーブラッシング」について、お話をしたいと思います。
歯の汚れを落とすために強い力でみがいてしまい、歯や歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。
2019年3月ライオンの調べによると約6割の人が歯磨きは「強く磨く派」であることがわかりました。
習慣的にオーバーブラッシングを繰り返すと、歯ぐきが下がる、歯ぐきが輪状に盛り上がる、歯の根元表面の一部が欠損するなどのトラブルが生じることがあります。
歯ブラシは軽く持ち、毛先が開かない程度の軽い力で小刻みに動かすにしてブラッシングをなさってください。
実は、汚れをいちばん落とせるのは毛先です。
汚れが残りやすい部位を強い力で無理に磨こうとせず、フロスや歯間ブラシなども併用してプラークを除去すると良いでしょう。
また、定期的に歯医者さんで歯のクリーニングを行うことで虫歯の早期発見や歯周病予防につながります。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「ブラッシングの課題」について、お話をしたいと思います。
ブラッシングの課題は何といっても「磨き残し」です。
磨き残しがちな部位を放置することで歯周病やむし歯の原因に繋がります。
磨き残しが多い部位には、「歯と歯の間」や「歯と歯ぐきの境目」などがあります。
「歯と歯の間」は、歯ブラシだけではプラークを除去するのが難しいため、歯間ブラシやフロスを利用するとよいでしょう。
「歯と歯ぐきの境目」は、歯ブラシの当て方をよく注意してブラッシングしたり、ワンタフトタイプブラシを使うのもよいでしょう。
他にも奥歯の裏、歯周ポケットやブリッジ、インプラントの周り、矯正用ブラケット周りなどもプラークが残りやすい部位です。
お子さんの場合は、奥歯の溝も丁寧に仕上げ磨きを行ってください。
磨き残しをゼロにするのはなかなか難しいことですが、磨き残しの多いリスク部位を意識するだけでもプラークの除去率は変わってくると思います。
また定期的に歯医者さんで歯のクリーニングを行うことで虫歯の早期発見や歯周病予防につながります。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「セルフケアによる予防力の高め方」について、お話をしたいと思います。
簡単なものとしては、定期的に歯ブラシを新しいものに変えることです。
毛先が開いた歯ブラシは、プラークの除去力が大幅に下がってしまいます。
例えば、新品の歯ブラシを使ったプラーク除去率を100%とすると、毛先がかなり開いた歯ブラシでは60%くらいまで低下してしまうというデータがあります。
毛先が開いたり、毛の弾力性がなくなってきたら歯ブラシを交換してはいかがでしょうか。
ブラッシングのこつとしては、毛先を歯の表面にきちんと当てて、軽い力で小さく往復運動するとよいでしょう。
フロスや歯間ブラシなども併用すると、プラークの除去率がUPします。
また、定期的に歯医者さんで歯のクリーニングを行うことで虫歯の早期発見や歯周病予防につながります。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「口腔ケアとメタボリックシンドロームの関係」について、お話をしたいと思います。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とは、内臓脂肪型肥満をきっかけに動脈硬化のリスクが相乗的に高まっている状態をいいます。
歯周病は歯にこびりついた「プラーク(歯垢)」にすみつく「歯周病菌」の繁殖によって起こる感染症で、歯の周りの歯肉に炎症を起こします。
歯周病が進行すると、歯槽骨が溶けて出血と共に歯がぐらつきはじめ、最期には歯ぐきがブヨブヨになり、噛むと痛みを感じます。
歯周病菌が歯ぐきで生じた炎症物質は、歯ぐきの血管から血流にのって全身に感染し、全身でさまざまな影響を起こすことがわかっています。
メタボリックシンドロームと歯周病の関連性について検討している久山町コホート研究によると、メタボリックシンドロームの5つの診断基準のうち陽性項目が4つ以上の人は、健常者に比べて歯周病のリスクが6.6倍に上昇していることがわかりました。
また歯周病の人はメタボリックシンドロームになりやすく、悪化しやすいこともわかっています。
歯周病とメタボリックシンドロームの関係は基礎・臨床研究の両側面から実証されてきているようです。
初期の歯周病は自覚症状がほとんどありませんから、厄介ですね。
毎日の歯ブラシに加え、定期的に歯医者さんへ行き検診と歯のクリーニングをすることをお勧めします。