『ウォーキングブリーチ』について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、『ウォーキングブリーチ』についてお話しますね。

歯を白くしたい場合、『歯のクリーニング』や『ホワイトニング』を検討される方が多いかもしれません。

しかし、神経の死んでしまった歯は、レーザー治療やホームホワイトニングでは効果が出ません。

そのような歯には、『ウォーキングブリーチ』という歯を白くする方法があります。

ウォーキングブリーチは、歯の中にホワイトニング剤を入れて、歯を白くする方法です。

一本だけ変色した歯が気になる、ホワイトニングをしたいが神経の死んでいる歯があるなど、そういった場合には気軽にご相談ください。

2019年7月30日 | カテゴリー : 審美歯科 | 投稿者 : smile_user

小児歯科について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、小児歯科についてお話しますね。

歯医者さんは、「むし歯を治す場所」と思っている方が多いとおもいますが、「むし歯をつくらないようにする場所」でもあります。

小児歯科も歯の治療の基本は一般歯科と同じですが、お子さんの永久歯を視野に入れながら、むし歯予防に力を入れています。

小さなお子さんの歯みがきを完璧にするのはとても難しいことですよね。

歯医者さんで定期的に検診に行きフッ素塗布をしたり、キシリトールのタブレットをおやつ代わりに摂取するなど、いろいろな手段を取り入れることで、むし歯の予防力がUPします。

先日、赤ちゃん本舗をのぞいたところ、キシリトールのタブレットがいくつも販売されていました。

キシリトールは、むし歯菌(ミュータンス菌)の数を減らす効果があります。

むし歯はお子さんと同じスプーンなどを使ってしまってもうつるので、親御さんもキシリトールを摂取して、むし歯菌を減らしておくとよいかもしれません。

マウスウォッシュの効果的な使い方

こんにちは、院長の水野です。

今日は、マウスウォッシュを使うタイミングをお話しますね。

マウスウォッシュは色んなメーカーが数多く出していますね。

当院で販売しているコンクールFは洗口液の有効成分が口腔内にとどまることで、プラークが付着することを抑える効果と、歯肉炎を予防する効果が得られます。

他のメーカーのマウスウォッシュも、口腔内を清潔に保つための効果が期待できるものが多いと思います。

しかし、歯を磨く前ではマウスウォッシュの効果を十分に発揮させることはできません。

どのメーカーのマウスウォッシュも「予防」のためのものです。
バイオフィルムを破壊することはありません。

十分な効果を得るには、マウスウォッシュを使用する前に、歯みがきをきちんとして、バイオフィルムをできるだけ除去する必要があります。

マウスウォッシュを使用する際は、その前に歯みがきをなさってください。

2019年6月12日 | カテゴリー : 予防歯科 | 投稿者 : smile_user

歯の生える時期と役割

こんにちは、院長の水野です。

今日は、お子さんの歯の生える時期と役割をお話しますね。

●前歯
6ヶ月~1才ごろに生え始め、“かみ切る”役割があります

●犬歯
2才ごろに生え始め、“切り裂く”役割があります

●奥歯
1才6ヶ月~2才6ヶ月ごろに生え始め、“すり潰す”役割があります

歯の生える時期は個人差があるので神経質になりすぎる必要はありませんが、歯にはそれぞれ役割があります。

生えている歯が機能するように、いろいろな食材を取り入れることが大切です。

また決まった時間に食事をすることも大切です。

食事をすると口の中が大きく酸性に傾き、むし歯になりやすくなります(脱灰)。

一日中甘いものを食べていると、常に脱灰の状態になり、むし歯になりやすくなってしまいます。

乳幼児の健康相談は、歯医者さんだけでなく、保育園の先生や保健センターの栄養士や歯科衛生士の先生たちも相談にのってくれます。

乳児検診なども上手に活用しながら、お子さんの健康を見守りたいですね。

口腔内の保湿ケアの大切さについて

こんにちは、院長の水野です。

今日は、口腔内の保湿ケアの大切さについてお話しますね。

健康な人の1日の唾液分泌量は1~1.5リットルと言われています。

唾液は、自浄作用、抗菌作用、pH緩行作用、再石灰化作用、消化作用、粘膜保護作用、食塊形成作用、円滑作用など、さまざまな機能を持ち、からだの健康を守っています。

口腔内が乾燥すると、さまざまなトラブルが生じます。

口の中の細菌が繁殖して口腔カンジダが発生しやすくなったり、自浄作用が低下して感染症を引き起こしやすくなることがあります。

適切な口腔ケアを行うことで誤嚥性肺炎のリスクを軽減するだけでなく、食機能の改善も期待できます。

保湿ケアは、マッサージや保湿剤を使った方法などがあります。

歯周病とインプラント周囲炎について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、歯周病とインプラント周囲炎についてお話しますね。

歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性の病気です。

歯と歯肉のさかい目の歯みがきが十分でないと、そこにたくさんの細菌が付着して歯肉が炎症し、赤くなったり腫れたりします。

またインプラント周囲炎とは、歯周病と同じく歯周病菌による感染です。

つまり、インプラントの歯周病をインプラント周囲炎と呼んでいます。

歯周病もインプラント周囲炎も、予防するには毎日の歯みがきが大切です。

毎日の歯みがきにプラスして、定期的に歯医者さんへ行き検診やクリーニングなどのメンテンアスを行ことが大切です。

オーラル・フレイルとは?

こんにちは、院長の水野です。

今日は、最近よく耳にする「オーラル・フレイル」について、お話しますね。

オーラル・フレイルを直訳すると「歯・口の機能の虚弱」。

老化に伴って口内の機能が乗除に低下していくことを意味します。

骨格筋が弱まる前の段階で、「歯・口の機能の低下」が関係しているのではないか、と最近の研究でわかりはじめてきました。

歯・口の機能低下から始まる、低栄養・身体機能の低下、社会性の低下、精神性の低下、そして虚弱な状態に陥る一連のプロセスを一言で言い表したのが「オーラル・フレイル」です。

オーラル・フレイルにならないために、毎日のお口のケアと定期的な歯医者さんでの検診と歯のクリーニングが大切です。

健康寿命をあげるため、足腰のトレーニングに加え、歯・口の健康にも予防的に取り組むことが大切ですね。

むし歯ってなんだろう?

こんにちは、院長の水野です。

むし歯の治療で歯医者さんに通う方は多いですが、そもそも“むし歯”とはなんでしょう?
むし歯は、虫歯菌が発生させる酸によって歯が溶ける病気です。

歯の表面にはエナメル質を呼ばれる。鎧の役割をする構造があり、酸から歯を守っています。
唾液も、虫歯菌の毒性を弱めてくれます。
体には、むし歯に対抗するための機能が備わっているんですよ。

これにプラスして適切な口腔内のケアができれば、むし歯を予防することができるわけですが。
歯みがきだけではどうしても磨き残しが出てしまうし、甘いものが大好きな方もいます。
なかなか自宅でのケアだけでは、防ぎきるのは難しいかもしれませんね。

定期的に歯医者さんで歯の検診&クリーニングをすることで、予防と早期発見につながります。
しばらく歯医者さんに行ってない方は、一度、歯医者さんの予約をしてみてはどうでしょうか。

乳幼児のむし歯について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、乳幼児のむし歯についてお話しますね。

先日、うちの産休中のスタッフが市の離乳食教室へ行き、歯の健康についても話があったそうです。
ボロボロの乳歯が紹介され、発熱を機に、哺乳瓶でスポーツドリンクなどを飲ませて続けてしまったのだとか。

当院でも、初診できたお子さんの歯がボロボロということは時々ありますが、聞いてみるとジュースやイオン飲料を好んで飲んでいますね。

むし歯は唾液感染しますので、スプーンやコップはできるだけ共有しないように心がけてください。

乳幼児のむし歯の治療は、大人のむし歯治療とは違います。
怖がって口をあけてくれなかったり、暴れてしまうお子さんも少ななくありません。
治療が勧められず、むし歯の進行止めの薬を塗布してお子さんが治療できるようになるまで待ったり、必要な場合は大きな病院へ紹介し拘束した状態での治療となることもあります。

定期的に歯医者さんでフッ素塗布をするなど、日頃から歯の健康を意識してあげることが大切かもしれませんね。

薬の飲み方について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「薬の飲み方」についてお話しますね。

歯医者さんで出す飲み薬のほとんどは、鎮痛剤(痛み止め)と抗生剤(ばい菌を抑える薬)になります。

よく質問を受けるのが飲み忘れた場合、どうしたらよいのか、です。

飲み忘れに気づいたら、すぐに飲むようにします。

ただし、次の飲む時間が迫っている場合は、その分は飲まずにその次から飲みます。

2回分をまとめて飲むようなことはしないでくださいね。

また次のような方は、必ず担当医に伝えましょう。

・ アレルギーがある
・ 過去に副作用を経験したことがある
・ 医師の治療を受けている
・ 肝臓や腎臓など、薬の成分を代謝・排泄する臓器に疾患がある
・ ほかにも薬を飲んでいる
・ 妊娠している、妊娠の可能性がある、授乳中である

  • 当院では、通院中の方であっても、毎月1回は問診票に変更がないかを確認しています。

    とくに、服用中の薬やアレルギー、骨粗鬆症の治療に関して以前と変更がないかは念押しして聞くようにしています。

    薬は正しく飲むことが重要です。
    分からないことがあれば気軽に聞いてくださいね。