PMTCで歯をぴかぴかに!

こんにちは、院長の水野です。

今日は、歯のクリーニング、PMTCについてお話します。

PMTCとは、歯科医院による専用の器具を使用した、普段のブラッシングでは落とせない汚れを徹底的に清掃・研磨し、むし歯や歯周病の予防を目的とした施術法です。

歯と歯の境目には、ラバーカップという柔らかい器具で洗浄します。

機械だけでは落としきれない歯と歯の間やへこみ、窪みの部分は、スケーラーという器具を使って一本ずつ、さらに丁寧にクリーニングしていきます。

痛みを感じるような治療ではありませんので、リラックスして治療を受けて頂けます^^

当院では、定期的な歯科検診をお勧めしており、その際にはこのような歯のクリーニングも行っています。

2018年1月12日 | カテゴリー : 予防歯科 | 投稿者 : smile_user

歯周病の進行スピードは体調に大きく左右されます

こんにちは、院長の水野です。

今日は、『歯周病の進行スピード』についてお話します。

歯周病は少しずつ進行する病気ですが、その進み方は一定ではありません。

プラーク中の歯周病菌の攻撃力が同じだとしても、からだの免疫力が強いときは進行が止まったり、そのスピードが遅くなったりします。

逆に免疫力が弱くなると急激に進行する、ということを繰り返して進んでいきます。

ふだんは何でもないのに、かぜをひくなどして体調を崩すと「歯ぐきが浮いたように感じる」「歯ぐきがむずがゆい感じがする」ことがあります。

こういうときは歯周病が進行している時期かもしれないので、歯科医院を受診するとよいかもしれません。

2017年12月29日 | カテゴリー : 予防歯科 | 投稿者 : smile_user

かむ機能を維持することで、QOLは大きく変わってきます

咀嚼について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、咀嚼(かむ機能)についてお話します。

咀嚼機能は、ものをかみ砕いてのみ込みやすくするだけでなく、消化をよくし、唾液の分泌を促すことでむし歯や歯周病を防ぎ、食物中の細菌を殺す効果もあります。

また、よくかむことで食べすぎを防ぎ、メタボリックシンドローム予防になると言われています。

さらに、かむことは大脳にも刺激を与え、認知症の予防に役立つこともわかっています。

超高齢社会では、人口の歯を正しく使うことが重要になってきます。

歯を失ったあとでもしっかりかんで食べられることは、健康寿命を延ばすうえで欠かせません。

さらに、要介護になってからも『流動食しか食べられない』『胃ろうを使うしかない』となれば、とてもつらいですよね。

入れ歯などを使って、自分でかんで食べる機能を維持することで、QOL(生活の質)は大きく違ってきます。

2017年12月22日 | カテゴリー : 予防歯科 | 投稿者 : smile_user

歯科検診のはがきについて

こんにちは、院長の水野です。

当院では定期的に出している歯科検診のハガキをお送りしています。

先日、夫婦なのに片方は届いていないという問い合わせがあったそうです。

当院では、予約の込み具合・受け入れ可能枠を確認しながら、はがきを何度かに分けて投函しています。

そのため、混んでいる時期には同じ検診時期の家族でも大幅に遅れてしまうことがあります。

特に土曜日や平日の18時以降は予約が混み合いやすく、その時間帯に来院する患者さまにはすぐ出せないことも少なくありません。

今回、受付スタッフから相談を受けて、同じように疑問に思う患者さまもいるだろうし、歯科検診のはがきをあてにしてる方も多いだろうなあと思いました。

そこで、説明パンフレットを作り、ご家族で来院されている方の診療終了時に渡すことにしました。
千葉市・四街道市の歯医者さん、歯科検診・定期健診のはがきについて

また、ホームページの『はじめてのかたへ』のページで、平日の午前中が比較的空いているという情報を入れることで、土曜日や平日夜の込み具合を軽減できるように工夫してみました。

ご不便をおかけして申し訳ありませんが、今後も改善の努力をしてゆきたいと思います。

歯科保存治療について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、『歯科保存治療』についてお話します。

できるだけ歯を残し、いつまでも自分の歯で噛めるように歯の保存を重視する治療を歯科保存治療といいます。

歯の本数が減るにつれて残った歯にかかる負担が大きくなり、ある段階から急激に残りの歯を失うリスクが高くなります。

歯を失う原因には、主にむし歯と歯周病がありますが、成人が歯を失う原因として多いのは歯周病のほうです。

歯周病治療は歯科保存治療の中で重要な役割を担っています。

むし歯や外傷で欠損が生じた場合は、保存修復を行います。

また、むし歯が神経に達している場合でも、適切な根管治療で歯の保存を目指すことができます。

当院では、『歯科保存治療』を常に念頭に置き、保存修復や歯内療法などを駆使して歯を守ることを心掛けています。

フッ素塗布は、歯が生えてから2~3年以内の歯がもっとも効果的

こんにちは、院長の水野です。

フッ素塗布をいつから始めたらよいのか、という質問がよくあるので、今回はフッ素塗布についてお話しますね。

生えたての歯は表面のエナメル質がまだ未熟で、むし歯になりやすい状態です。

一方、フッ素は歯の結晶性を向上させ、初期むし歯の再石灰化を促す役割を果たします。

そのためフッ素は、歯が生えてから2~3年以内の、歯質が未熟な時期にもっとも効果的と言えます。

実際、この時期にフッ素を用いると、むし歯にかかる割合が20~40%減少すると言われています。

フッ素塗布は、歯が生えてから2~3年以内の歯がもっとも効果的ということになります。

歯医者さんで塗布する高濃度のフッ化物のゲルは、市販の歯磨き粉よりもずっと濃度の高いものです。

3~4ヶ月に1度、歯医者さんでフッ化物を塗布することでむし歯の予防効果が高まります。

乳歯や生えたての永久歯は虫歯になりやすいので、親御さんが意識してあげることが大切です。

歯科治療は、いつまでも健康で生き生きとした生活を送って頂くための手段

こんにちは、院長の水野です。

近年、平均寿命ではなく、健康寿命を延ばそうとする動きが広まっていますね。

一方で、歯の健康は全身の健康に大きく関係していることが最近の研究でわかってきています。

歯周病を治すと糖尿病が改善される研究結果や、入れ歯を使っている人は、使っていない人に比べて認知症になりにくいというデータもあります。

たとえ歯を失っても、入れ歯やインプラントなどでかむ力を維持することが、全身の健康を守るうえで必要不可欠です。

歯科治療は、ただむし歯の痛みなどを解消するだけでなく、「最後まで健康で生き生きとした生活を送りたい」という目的を叶えるための手段だと思っています。

2017年12月3日 | カテゴリー : 予防歯科 | 投稿者 : smile_user

小児がんを経験された方へ

こんにちわ、院長の水野です。

今日は、「小児がん」について触れたいと思います。

近年、小児がんの治療は進歩し、生存率が向上する一方、治療に起因する合併症も増えています。

歯科に関係する合併症もあるんですよ。

化学療法や放射線治療によって、口内炎や口腔乾燥、味覚障害、歯肉炎、むし歯、歯周病といった合併症が起こりやすくなります。

口腔内合併症を防ぐには、口の中を清潔に保つことが重要になります。

治療の副作用で食べられなくなると歯磨きの回数も減ってしまいがちですが、“噛む”ことが減ると唾液が十分に分泌されません。

そのため、口の中の汚れを唾液で洗い流すことができなくなり、口腔内環境が悪くなってしまいます。

つまり、食べられないときこそ歯磨きは大切なのです。

また小児がんを経験された場合、がんセンターの長期フォローアップと地域の歯医者さんの定期健診がとても大切になります。

口腔介護アドバイザー

先日、スタッフが口腔介護アドバイザーの講習を受け、認定資格を取得しました。

千葉市・四街道市の歯医者さん、口腔介護アドバイザー認定資格を取得しました。 千葉市・四街道市の歯医者さん、口腔介護アドバイザーの講習会の様子
講師さんが、ロボットを使って口腔ケアの説明をしている様子です。

当院では、9月スタートを目標に、
専門知識を持ったスタッフが口腔介護アドバイザーとして、気軽に相談できる体制作りを進めています。

講習会では、ビニール手袋をしていませんが、
治療時には、患者さまごとに必ず新しいものと交換していますので、ご安心くださいね。

ブラッシングと歯間ブラシの併用が効果的です

こんにちは、院長の水野です。

今日は、歯間ブラシについてお話しますね。

ブラッシングの基本アイテムは、歯ブラシですね。

でも、段差やすき間のある生え代わり期の口の中は少し不安ですね。

そんな時に頼りになるのは、歯間ブラシやデンタルフロスです。

つまようじは歯ぐきを傷つけやすいので、使用される際は気をつけてください。

歯間部にたやまりやすいプラークの除去率は、ブラッシングのみだと61.2%に対し、

ブラッシング+歯間ブラシの使用で84.6%にまでアップします。

ブラッシングと歯間ブラシの併用が効果的です。

2017年6月5日 | カテゴリー : 予防歯科 | 投稿者 : smile_user