こんにちわ、院長の水野です。
今日は、歯ブラシ以外の口腔ケア用品について触れますね。
歯ブラシ以外の口腔ケア用品といえば、歯間ブラシやフロスなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
例えば、歯間ブラシ。
歯間部のプラークの除去率は、ブラッシングのみでは61.2%に対し、ブラッシング+歯間ブラシでは84.6%までUPします。
歯ブラシだけを利用している方は、1日1回、歯間ブラシかフロスを使うよう意識してみてはいかがでしょうか。
こんにちわ、院長の水野です。
今日は、歯ブラシ以外の口腔ケア用品について触れますね。
歯ブラシ以外の口腔ケア用品といえば、歯間ブラシやフロスなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
例えば、歯間ブラシ。
歯間部のプラークの除去率は、ブラッシングのみでは61.2%に対し、ブラッシング+歯間ブラシでは84.6%までUPします。
歯ブラシだけを利用している方は、1日1回、歯間ブラシかフロスを使うよう意識してみてはいかがでしょうか。
こんにちわ、院長の水野です。
口の中には多くの細菌が生息しています。
普段は悪さをしない最近も、一時的に全身の抵抗力が弱まったとき、肺炎や重症の口内炎などの様々な合併症の原因となる場合があります。
日頃から、細菌数をできるだけ少なくすることで、合併症のリスクを減らすことができます。
ちなみに、
がん患者さんを対象に、手術前に口内のケアを行った方と行わなかった方とを比較した結果、行った方は術後合併症が約4分の1程度に減少していました。
(大田洋二郎 歯界展望(2005))
毎日の正しいホームケアと定期的な歯科検診・口内のケアで、リスクを減らすことができます。
こんにちは、院長の水野です。
オーラルフレイルという言葉は聞いたことがありますか?
今日は、オーラルフレイルについてお話しますね。
近年、高齢者のフレイル(虚弱)が注目されるようになり、要介護状態への移行を防ぐために、いかに早く気づいて介入するかが課題となっていますが、口腔領域でも同じことが言えます。
日本老年歯科医学会では、口腔機能が落ちてきた状態をオーラルフレイル、さらに一歩進んだ状態を口腔機能低下症として、これが進むと摂食嚥下障害に至ると考えています。
オーラルフレイルや口腔機能低下症は、対応によっては機能回復できる可能性があります。
早い段階で医療従事者がかかわり、適切なリハビリテーションや口腔ケアを行うことで、口から食べる状態を長く維持することができます。
地域の歯医者さんである四街道スマイル歯科では、外来診療の延長線でオーラルフレイルの状態の方を発見し、治療を提案するように心掛けています。
こんにちは、院長の水野です。
「仕上げ磨きは何歳まで行えばよいか」という質問を時々受けることがあります。
はっきりと何歳までと言いきれるものではありませんが、乳歯と永久歯が生えかわる8~9歳頃までは親御さんが気にかけてあげるとよいかと思います。
生えて間もない永久歯は歯質も弱いため、しっかりとした歯磨きが大切です。
むし歯は3つの要素「歯の質」「糖質」「細菌」が重なった状態が長くなるほどむし歯になりやすくなります。
逆に、毎日の歯磨きや定期的な歯科医院でのケアでむし歯菌を除去することで、むし歯予防に繋がると言えます。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、歯のクリーニング、PMTCについてお話します。
PMTCとは、歯科医院による専用の器具を使用した、普段のブラッシングでは落とせない汚れを徹底的に清掃・研磨し、むし歯や歯周病の予防を目的とした施術法です。
歯と歯の境目には、ラバーカップという柔らかい器具で洗浄します。
機械だけでは落としきれない歯と歯の間やへこみ、窪みの部分は、スケーラーという器具を使って一本ずつ、さらに丁寧にクリーニングしていきます。
痛みを感じるような治療ではありませんので、リラックスして治療を受けて頂けます^^
当院では、定期的な歯科検診をお勧めしており、その際にはこのような歯のクリーニングも行っています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、『歯周病の進行スピード』についてお話します。
歯周病は少しずつ進行する病気ですが、その進み方は一定ではありません。
プラーク中の歯周病菌の攻撃力が同じだとしても、からだの免疫力が強いときは進行が止まったり、そのスピードが遅くなったりします。
逆に免疫力が弱くなると急激に進行する、ということを繰り返して進んでいきます。
ふだんは何でもないのに、かぜをひくなどして体調を崩すと「歯ぐきが浮いたように感じる」「歯ぐきがむずがゆい感じがする」ことがあります。
こういうときは歯周病が進行している時期かもしれないので、歯科医院を受診するとよいかもしれません。
咀嚼について
こんにちは、院長の水野です。
今日は、咀嚼(かむ機能)についてお話します。
咀嚼機能は、ものをかみ砕いてのみ込みやすくするだけでなく、消化をよくし、唾液の分泌を促すことでむし歯や歯周病を防ぎ、食物中の細菌を殺す効果もあります。
また、よくかむことで食べすぎを防ぎ、メタボリックシンドローム予防になると言われています。
さらに、かむことは大脳にも刺激を与え、認知症の予防に役立つこともわかっています。
超高齢社会では、人口の歯を正しく使うことが重要になってきます。
歯を失ったあとでもしっかりかんで食べられることは、健康寿命を延ばすうえで欠かせません。
さらに、要介護になってからも『流動食しか食べられない』『胃ろうを使うしかない』となれば、とてもつらいですよね。
入れ歯などを使って、自分でかんで食べる機能を維持することで、QOL(生活の質)は大きく違ってきます。
こんにちは、院長の水野です。
当院では定期的に出している歯科検診のハガキをお送りしています。
先日、夫婦なのに片方は届いていないという問い合わせがあったそうです。
当院では、予約の込み具合・受け入れ可能枠を確認しながら、はがきを何度かに分けて投函しています。
そのため、混んでいる時期には同じ検診時期の家族でも大幅に遅れてしまうことがあります。
特に土曜日や平日の18時以降は予約が混み合いやすく、その時間帯に来院する患者さまにはすぐ出せないことも少なくありません。
今回、受付スタッフから相談を受けて、同じように疑問に思う患者さまもいるだろうし、歯科検診のはがきをあてにしてる方も多いだろうなあと思いました。
そこで、説明パンフレットを作り、ご家族で来院されている方の診療終了時に渡すことにしました。
また、ホームページの『はじめてのかたへ』のページで、平日の午前中が比較的空いているという情報を入れることで、土曜日や平日夜の込み具合を軽減できるように工夫してみました。
ご不便をおかけして申し訳ありませんが、今後も改善の努力をしてゆきたいと思います。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、『歯科保存治療』についてお話します。
できるだけ歯を残し、いつまでも自分の歯で噛めるように歯の保存を重視する治療を歯科保存治療といいます。
歯の本数が減るにつれて残った歯にかかる負担が大きくなり、ある段階から急激に残りの歯を失うリスクが高くなります。
歯を失う原因には、主にむし歯と歯周病がありますが、成人が歯を失う原因として多いのは歯周病のほうです。
歯周病治療は歯科保存治療の中で重要な役割を担っています。
むし歯や外傷で欠損が生じた場合は、保存修復を行います。
また、むし歯が神経に達している場合でも、適切な根管治療で歯の保存を目指すことができます。
当院では、『歯科保存治療』を常に念頭に置き、保存修復や歯内療法などを駆使して歯を守ることを心掛けています。
こんにちは、院長の水野です。
フッ素塗布をいつから始めたらよいのか、という質問がよくあるので、今回はフッ素塗布についてお話しますね。
生えたての歯は表面のエナメル質がまだ未熟で、むし歯になりやすい状態です。
一方、フッ素は歯の結晶性を向上させ、初期むし歯の再石灰化を促す役割を果たします。
そのためフッ素は、歯が生えてから2~3年以内の、歯質が未熟な時期にもっとも効果的と言えます。
実際、この時期にフッ素を用いると、むし歯にかかる割合が20~40%減少すると言われています。
フッ素塗布は、歯が生えてから2~3年以内の歯がもっとも効果的ということになります。
歯医者さんで塗布する高濃度のフッ化物のゲルは、市販の歯磨き粉よりもずっと濃度の高いものです。
3~4ヶ月に1度、歯医者さんでフッ化物を塗布することでむし歯の予防効果が高まります。
乳歯や生えたての永久歯は虫歯になりやすいので、親御さんが意識してあげることが大切です。