こんにちは、院長の水野です。
歯をできるだけ長く健康な状態で保つためには、日々のセルフケアと定期的な歯医者さんでのメンテンナスが大切になってきます。
ソフトブレーン・フィールドが全国4000人を対象に実施したオーラルケアに関するアンケート調査結果によると、定期歯科検診のを受診している人が半数近くにのぼることがわかりました。
3ヶ月に1回が28.3%、半年に1回が34.8%、1年に1回が34.8%。
治療より予防が重要という意識が浸透しつつあるようですね。
こんにちは、院長の水野です。
歯をできるだけ長く健康な状態で保つためには、日々のセルフケアと定期的な歯医者さんでのメンテンナスが大切になってきます。
ソフトブレーン・フィールドが全国4000人を対象に実施したオーラルケアに関するアンケート調査結果によると、定期歯科検診のを受診している人が半数近くにのぼることがわかりました。
3ヶ月に1回が28.3%、半年に1回が34.8%、1年に1回が34.8%。
治療より予防が重要という意識が浸透しつつあるようですね。
こんにちは、院長の水野です!
米・University of South Carolina のSouvik Sen氏は、米国人1万5000人を15年間追跡した研究で、歯周病が虚血性脳卒中、特に心原性脳梗塞の発症リスクに関連することを今年Stroke(2018;49:355-362)で報告しました。
また、定期歯科受診が虚血性脳卒中リスクを低減する可能性があることも明らかにしました。
一度、脳卒中になれば、麻痺などの後遺症でその後の生活が大きく変わってしまうことが少なくありません。
定期的な歯科検診を習慣づけて、歯周病を予防、改善できればよいですね。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、いいニュースがあります!
4月26日、東北大学が、ヒト口腔がん細胞に高発現する糖タンパク質のポドカリキシンに対して、がんの増殖を抑制する抗体を作製することに成功したと発表しました。
疾患の原因となる分子のみに作用する薬は「分子標的薬」と呼ばれ、昨今、開発が活発に進められているそうです。
希望ですね。
この研究成果は、4月28日、米国科学誌「Oncotarget」に掲載されました。
がんに対する新規分子標的薬の開発(東北大学プレスリリース)
こんにちは、院長の水野です。
今日は、歯医者さんで歯石除去を行う際に使用する「スケーラー」という器具についてお話しますね。
歯医者さんで歯石除去を行うと、歯と歯のすき間をフックのような器具でカリカリとしたり、電動のシューっと音のなる器具で歯石を取ってくれたりしますよね。
その時に使われている医療器具が「スケーラー」です。
「スケーラー」は大きく2種類に分類され、「ハンドスケーラー」と「超音波スケーラー」に分かれます。
ほとんどの場合、この2種類を使い分けながら歯石をきれいに除去してゆきます。
ただし、ペースメーカーを使用されている方の場合は、「超音波スケーラー」ではなく「エアースケーラー」を使います。
患者さんの体の状態で、治療方法や診療器具が変わってくるため、問診票の記入やカウンセリングなどのコミュニケーションはとても大切ですね。
こんにちは、院長の水野です。
近年、健康寿命という言葉をよく聞くようになりましたね。
健康寿命の延伸が国家的課題となる中、口の健康が全身の健康と深くかかわっていることが明らかになり、「いかにして口の健康を維持・増進させるか」ということが歯科の重要な役割となっています。
「おいしく食べられる口」と「見た目もよい口」、そのような状態の口を高齢期になっても維持し続けたいですね。
そのためには、患者さん一人ひとりに自分の口の中の状態に関心を持ってもらうこことが大切だと考えています。
当院で予防歯科に力を入れており、はがきや受付の動画などを通じて定期健診の呼びかけも積極的に行っています。
定期健診が自身の口の状態を意識する、はじめの一歩になるといいですね。
こんにちは、院長の水野です!
今日は、入れ歯のケアについてお話します。
入れ歯には歯垢や細菌など汚れが付着しています。
これらが口の中で繁殖すると口臭や残存歯のむし歯、歯周病や義歯性口内炎、さらには様々な要因とともに全身の病気へと発展していく恐れがあります。
からだの健康のためにも、入れ歯を清潔に保つことはとても大切ですね。
食べカスなどをブラシで清掃し、入れ歯洗浄剤などで除菌するなどの毎日のケアが重要となってきます。
また専用ブラシや洗浄剤で落ちない汚れは、やすりなどで無理に取ろうとすると破損の原因となります。
無理に取ろうとせず、歯医者さんに相談なさってください。
こんにちわ、院長の水野です。
今日は、歯ブラシ以外の口腔ケア用品について触れますね。
歯ブラシ以外の口腔ケア用品といえば、歯間ブラシやフロスなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
例えば、歯間ブラシ。
歯間部のプラークの除去率は、ブラッシングのみでは61.2%に対し、ブラッシング+歯間ブラシでは84.6%までUPします。
歯ブラシだけを利用している方は、1日1回、歯間ブラシかフロスを使うよう意識してみてはいかがでしょうか。
こんにちわ、院長の水野です。
口の中には多くの細菌が生息しています。
普段は悪さをしない最近も、一時的に全身の抵抗力が弱まったとき、肺炎や重症の口内炎などの様々な合併症の原因となる場合があります。
日頃から、細菌数をできるだけ少なくすることで、合併症のリスクを減らすことができます。
ちなみに、
がん患者さんを対象に、手術前に口内のケアを行った方と行わなかった方とを比較した結果、行った方は術後合併症が約4分の1程度に減少していました。
(大田洋二郎 歯界展望(2005))
毎日の正しいホームケアと定期的な歯科検診・口内のケアで、リスクを減らすことができます。
こんにちは、院長の水野です。
オーラルフレイルという言葉は聞いたことがありますか?
今日は、オーラルフレイルについてお話しますね。
近年、高齢者のフレイル(虚弱)が注目されるようになり、要介護状態への移行を防ぐために、いかに早く気づいて介入するかが課題となっていますが、口腔領域でも同じことが言えます。
日本老年歯科医学会では、口腔機能が落ちてきた状態をオーラルフレイル、さらに一歩進んだ状態を口腔機能低下症として、これが進むと摂食嚥下障害に至ると考えています。
オーラルフレイルや口腔機能低下症は、対応によっては機能回復できる可能性があります。
早い段階で医療従事者がかかわり、適切なリハビリテーションや口腔ケアを行うことで、口から食べる状態を長く維持することができます。
地域の歯医者さんである四街道スマイル歯科では、外来診療の延長線でオーラルフレイルの状態の方を発見し、治療を提案するように心掛けています。
こんにちは、院長の水野です。
「仕上げ磨きは何歳まで行えばよいか」という質問を時々受けることがあります。
はっきりと何歳までと言いきれるものではありませんが、乳歯と永久歯が生えかわる8~9歳頃までは親御さんが気にかけてあげるとよいかと思います。
生えて間もない永久歯は歯質も弱いため、しっかりとした歯磨きが大切です。
むし歯は3つの要素「歯の質」「糖質」「細菌」が重なった状態が長くなるほどむし歯になりやすくなります。
逆に、毎日の歯磨きや定期的な歯科医院でのケアでむし歯菌を除去することで、むし歯予防に繋がると言えます。