歯周病が関係するとされる病気

歯周病は口の中だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼしていることが、近年の研究で報告されています。

脳梗塞 歯周病菌により慢性的な炎症が影響すると考えられており、歯周病の人はそうでない人の２．８倍、脳梗塞になりやすいと言われています。

心筋梗塞 近年、動脈硬化も血管の炎症と考えれるようになり、歯周病の炎症によって、血管の炎症が促進されると考えられています。

誤嚥性肺炎 加齢などでせきをする反射が弱まると、歯周病菌などが気管支から肺へと入り、炎症を起こします。

関節リウマチ 歯周病も関節リウマチも免疫反応による炎症が原因で起こるため、相互に影響しあっていると考えられています。

早産・低体重児出産 妊娠中に重度の歯周病になると、血液中に炎症物質が増え、早産が起こる可能性が高まります。 また、血液中に入った歯周病菌が羊水の中に入ると胎児の成長に影響し、低体重児が生まれる確率が高くなるとされています。