歯周病について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「歯周病検査」について、お話をしたいと思います。

歯周病は歯の周りの歯周組織に炎症が起こる疾患です。

歯周病は、むし歯と並んで歯科の2大疾患と呼ばれ、歯を失う原因の約50%以上が歯周病を原因としています。

歯周病が進行すると「歯ぐきが腫れて痛い」「歯ぐきから血が出る」「歯がぐらついて食べ物が噛みづらい」「口臭が気になる」などの症状があらわれ、最後には歯を失ってしまいます。

歯周病は、歯周ポケット内のプラークや歯石が主な原因ですが、セルフケアによる歯石の除去は容易ではありません。

初期の段階では自覚症状が少ないため、定期的に歯の検診やクリーニングで歯医者さんへ行くことが早期発見につながり、適切な治療で進行を抑えることができます。

こちらは、歯周病のチェックリストです。

 □歯ぐきに赤く腫れた部分がある
 □歯ぐきがやせてきた
 □歯と歯の間にものが詰まりやすい
 □歯を磨いた後、歯ブラシに血がついている
 □歯を磨いた後、すすいだ水に血が混じることがある
 □歯と歯の間の歯ぐきが鋭角的な三角形ではなく、うっ血していてブヨブヨしている
 □歯が浮いたよう感じがする
 □指で触ってみて、少しグラつく歯がある
 □歯ぐきから膿がでたことがある

次のチェックリストで1つでも当てはまる方は、一度、歯医者さんで歯の検診を受けてみてはいかがでしょうか。