こんにちは、院長の水野です。
今日は、「歯の萌出」についてお話しますね。
歯が生えることを医学用語で「萌出(ほうしゅつ)」といいます。
歯は、乳歯も永久歯も母胎のなかですでに発生がはじまっていて、乳歯は胎齢6週間位から、永久歯は早い歯だと胎齢6ヶ月ごろから始まっています。
乳歯は20本、永久歯は32本ですが、なんらかの原因で正常よりも多く生えてしまう場合もあります。
その歯を過剰歯といい、障害を起こしやすいので抜歯されることが多いです。
また乳歯と交代するはずの永久歯が萌出しないこともあります。
この場合には、乳歯を大切にしなければいけません。
過剰歯や継承歯なしのかたは、診療をしていると時々見かけます。
定期健診で通っていただいて、経過観察を行ったり治療計画を相談しています。
もし気になる症状があれば、一度、歯医者さんにご相談ください。