こんにちは、院長の水野です。
今日は、「唾液のケア」についてお話しますね。
高齢になると口の中も老化し、歯槽骨が痩せ、歯肉退縮してゆきます。
歯肉退縮とは、歯茎が後退して歯根が露出することです。
歯肉退縮が起こっていても唾液が十分に分泌されていれば、緩衝作用で菌の繁殖を抑制するので、根面う蝕(むし歯)にはなりにくいものです。
「口の渇きが気になる」「固い食べ物が食べにくくなってきた」「入れ歯が擦れて痛い」などの自覚症状があれば、唾液が減少している場合があります。
唾液のケアは、水分を意識してとったり、唾液腺のマッサージで唾液分泌を促進する、口腔保湿剤を用いるなど色々なケア方法があります。
口の渇きが気になりだしたら、一度、歯医者さんに相談してみるとよいでしょう。