こんにちは、院長の水野です。
妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」さんのWeb調査によると、妊娠してからむし歯や歯周病に羅漢した人は38.2%になるそうです。
歯科治療を受けた時期は、ほとんどの方が安定期に入ってから治療を受けていました。
当院でも、安定期になってから歯科検診の予約をされる方が多いです。
稀に、むし歯があっても放置してしまい、臨月に入ってから痛み急に強くなって、飛び込みで来院される方がいます。
安定期に来院してくれていたら、できる治療がもっとあったのになあと残念に思うことがあります。
また、妊婦さんの場合、処方できる痛み止めも限られていて、普通の方のように気軽に強い痛み止めを飲むことができません。
そういった意味でも、妊婦さんのむし歯が悪化してしまうと、普通の方よりも辛いことが多いです。
妊娠中に増加する女性ホルモンは歯周病菌の繁殖を促進させ、唾液が減ることでむし歯になるリスクが上がってしまいます。
安定期に入り、つわりも落ち着いているようでしたら一度歯科検診に行くとよいかもしれません。