不妊治療中の方へ

こんにちは、院長の水野です。

今年は冷夏でしたね。
当院の玄関前の朝顔も、今年は日照不足の影響であまり花がつきませんでした。

さて、今日は、不妊治療中でも治療できるかという問い合わせが増えてきているので、それに触れたいと思います。

特に痛みがなく、歯科検診や歯石を取りを希望される方は、妊娠の可能性がないタイミングで一度ご来院ください。

大きなむし歯が見つかっても、心配な思いをせずにレントゲン撮影ができますからね!

補足になりますが。

妊娠初期を含めた全期間を通じて、歯科医院で撮影するレントゲン写真は安全と考えて差し支えありません。

歯科医院で撮影するレントゲン写真の放射線量は極めて低いうえに、撮影する部位も腹部ではなく歯であり、しかも腹部は鉛の入ったエプロンで守られているからです。

奇形や精神発達遅延が現れるほどの放射線量を受けるには、歯のレントゲン写真を数千回、防護エプロンなしで一度に撮影しなければなりません。

ただし、妊娠に気付いたらレントゲン写真の撮影は最低限にとどめるべきなので、急がない場合は妊娠の可能性がないタイミングでの来院をお勧めしています。
痛みがある方は、電話予約のうえ、まずはご来院ください。

問診票には不妊治療中であることを記入し、診察時にご相談ください。

今のお口の状態と不妊治療中であることを考慮して、無理のない治療計画を考えたいと思います。