こんにちは、院長の水野です。
今日は、「乳歯」について、お話をしたいと思います。
乳歯は、白色から青白色(せいはくしょく)をしており、永久歯よりも白く見えます。
そのため、乳歯の表面に黄色や茶色のシミがついていると目立ちます。
着色の原因はさまざまですが、多くの場合は茶渋などの食品の色素沈着、口の中の細菌(特に嫌気性菌(けんきせいきん))が代謝の際に出すものの蓄積、初期のむし歯などがあります。
小児歯科も歯の治療の基本は一般歯科と同じですが、お子さんの永久歯を視野に入れながら、むし歯予防に力を入れています。
乳幼児のむし歯の治療は、大人のむし歯治療のようにスムーズにはいきません。
怖がって口をあけてくれなかったり、暴れてしまうなど、思うように治療をすすめられないことが多々あります。
安全に治療を行うことができない場合には、むし歯の進行を抑える薬を塗布してお子さんが治療できるようになるまで待ったり、大学病院を紹介して治療することだってあります。
そうならないためにも、仕上げ磨きを毎日おこない、日頃から歯の健康を意識してあげてください。
また、気になる症状がなくても定期的に歯医者さんで歯のクリーニングをして茶渋などの汚れを落としたり、フッ素を塗布してむし歯予防をするとよいでしょう。