こんにちは、院長の水野です。
今日は、「嚥下(えんげ)」について、お話しますね。
嚥下とは、食べたり、飲み込んだりするこです。
私たちが普段何気なく行っている嚥下は、話すことや呼吸することとはまた違った動きのバランスを取りながら一連のプロセスで成り立っています。
嚥下がうまくできないと、食べものや唾液が食道ではなく、空気の通り道である気道に入り込んで肺炎などを引き起こす可能性があります。
嚥下機能は加齢とともに低下しやすくなりますが、毎日の歯みがきなどのケアや定期的な歯医者さんでの検診とお掃除を行ったり、食事をする際の姿勢や食事形態を配慮することで緩和させたり現状を維持することができます。
噛むことで脳の血流量が増えて脳が活性化されることはよく知られており、口から食べることで広い意味で生活の質が保たれています。
オーラルフレイルの概念の元、口の中の衛生状態を意識するようになるだけでも、違ってくるように思います。
しばらく歯科医院で検診やクリーニングをしていないと思ったら、一度、お近くの歯医者んさんを受診されてみてはいかがでしょうか。