こんにちは、院長の水野です。
今日は、「かかりつけ歯科医」について、お話します。
首都大学東京・星研究室が多摩市高齢者実態調査結果を発表しました。
2001年に65歳以上の13,066人を6年間追跡したところ、かかりつけ歯科医がいる男性の生存率は83%、いない場合は79%。
かかりつけ歯科医がいる女性は91%、いない場合は80%。
かかりつけ歯科医をもつ人は、もたない人より長生きの傾向にあることがわかりました。
十分な口腔ケアができていないと、口臭だけでなく肺炎などの感染症を招き、全身の健康に悪い影響を与えます。
健康寿命を上げるには、残っている歯を含めた口の中と入れ歯、両方のケアが大切です。
定期的に歯医者さんに行くことで、セルフケアだけでは落としきれない歯の汚れをクリーニングしたり、初期の口腔内トラブルを早期発見することができます。
かかりつけ歯科医は、地域に根差ざし、一人ひとりのライフサイクルに沿って口の健康をサポートする頼もしい存在です。
しばらく歯医者に行っていなかったという方は、是非、一度お近くの歯医者さんで検診を受けてみてはいかがでしょうか。