こんにちは、院長の水野です。
今日は、「マウスピース装着によるチック症状改善の効果」についてお話しますね。
運動チックと音声チックが1年以上続く精神性疾患であるトゥレット症候群には、薬物療法や認知行動療法、脳深部刺激療法などの治療法があります。
これらの治療法でも症状が改善されない方も多くいるようです。
そのような中、大阪大学歯学部付属病院障害者歯科治療部の村上旬平講師や同大大学院歯学研究員口腔解剖学第二教室の吉田篤教授らの研究グループで、歯ぎしりや顎関節症の治療に使用するマウスピースがチック症状を軽減させると発表しました。
取り外し可能なマウスピースの装着でチック症状の改善に繋がるというのは、ありがたいですね。