こんにちわ、院長の水野です。
先月8日の台風で、関東は停電や破損など甚大な被害がでました。
猛暑の中、停電や断水が続き、体調を崩された方も少なくありませんでした。
当院では、マウスウォッシュのサンプルボトルを配布する際などに、一緒に渡すパンフレットがあります。
そのパンフレットには、災害時の水や食糧と一緒に『マウスウォッシュ』も備えて欲しいことを書いています。
東日本大震災で亡くなられた、およそ1万9000人のうち、3500人は震災関連死で震災後に亡くなられています。
とくに誤嚥性肺炎による死亡が多かったと言われています。
震災時、マウスウォッシュがあれば、清掃効果と保湿効果を同時に得られます。
介護が必要な方には、スポンジブラシなどを用いて、口腔粘膜を拭きとるように使うこともできます。
ご高齢者にとって、口腔ケア用品の備えは水や食糧と同じくらい大切なものです。
また、日頃からかかりつけの歯科をもち、定期的に点検し、口腔内ケアしていれば、数日間ケアができなくても状態はそう悪くはなりません。
災害が起きて過労やストレスがたまり免疫力が落ちると、細菌叢のバランスが崩れて有害細菌の増殖が起こります。
定期的に歯医者さんに通い、口腔ケアをすることがとても大切です。