
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「オーバーブラッシング」について、お話をしたいと思います。
歯の汚れを落とすために強い力でみがいてしまい、歯や歯ぐきを傷つけてしまうことがあります。
2019年3月ライオンの調べによると約6割の人が歯磨きは「強く磨く派」であることがわかりました。
習慣的にオーバーブラッシングを繰り返すと、歯ぐきが下がる、歯ぐきが輪状に盛り上がる、歯の根元表面の一部が欠損するなどのトラブルが生じることがあります。
歯ブラシは軽く持ち、毛先が開かない程度の軽い力で小刻みに動かすにしてブラッシングをなさってください。
実は、汚れをいちばん落とせるのは毛先です。
汚れが残りやすい部位を強い力で無理に磨こうとせず、フロスや歯間ブラシなども併用してプラークを除去すると良いでしょう。
また、定期的に歯医者さんで歯のクリーニングを行うことで虫歯の早期発見や歯周病予防につながります。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「ブラッシングの課題」について、お話をしたいと思います。
ブラッシングの課題は何といっても「磨き残し」です。
磨き残しがちな部位を放置することで歯周病やむし歯の原因に繋がります。
磨き残しが多い部位には、「歯と歯の間」や「歯と歯ぐきの境目」などがあります。
「歯と歯の間」は、歯ブラシだけではプラークを除去するのが難しいため、歯間ブラシやフロスを利用するとよいでしょう。
「歯と歯ぐきの境目」は、歯ブラシの当て方をよく注意してブラッシングしたり、ワンタフトタイプブラシを使うのもよいでしょう。
他にも奥歯の裏、歯周ポケットやブリッジ、インプラントの周り、矯正用ブラケット周りなどもプラークが残りやすい部位です。
お子さんの場合は、奥歯の溝も丁寧に仕上げ磨きを行ってください。
磨き残しをゼロにするのはなかなか難しいことですが、磨き残しの多いリスク部位を意識するだけでもプラークの除去率は変わってくると思います。
また定期的に歯医者さんで歯のクリーニングを行うことで虫歯の早期発見や歯周病予防につながります。