
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です^^
今日は、私が毎月購読している雑誌を紹介しますね。
月刊デンタルダイヤモンドという、学術記事を中心に隣接医学や歯科保健などの歯科総合誌です。
色んな技術が日々進歩していますが、歯科医療も同様に進歩しています。
そのため、歯科医師は国家試験に合格した後も、勉強会に積極的に参加したり、専門分野の先輩や同期に意見を聞いたりします。
歯科医師の場合、大学の同級生は基本同じ職業になるので、他の業種に比べて学生時代の友人との繋がりは社会人になっても強かったりします。
患者さんに最善の歯科治療ができるよう、これからも日々努力を続けていきたいですね。
こんにちわ、院長の水野です。
今日は、「小児がん」について触れたいと思います。
近年、小児がんの治療は進歩し、生存率が向上する一方、治療に起因する合併症も増えています。
歯科に関係する合併症もあるんですよ。
化学療法や放射線治療によって、口内炎や口腔乾燥、味覚障害、歯肉炎、むし歯、歯周病といった合併症が起こりやすくなります。
口腔内合併症を防ぐには、口の中を清潔に保つことが重要になります。
治療の副作用で食べられなくなると歯磨きの回数も減ってしまいがちですが、“噛む”ことが減ると唾液が十分に分泌されません。
そのため、口の中の汚れを唾液で洗い流すことができなくなり、口腔内環境が悪くなってしまいます。
つまり、食べられないときこそ歯磨きは大切なのです。
また小児がんを経験された場合、がんセンターの長期フォローアップと地域の歯医者さんの定期健診がとても大切になります。