
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「赤ちゃんのよだれが多い理由」について、お話をしたいと思います。
一般的に赤ちゃんのよだれが多く分泌されるのは歯が生え始める生後6~8カ月頃です。
歯の萌出の頃になると、赤ちゃんはなんでも口にもってきて確かめようとします。
その刺激がきっかけとなり、唾液の分泌が促進されます。
離乳食を始める合図であるとも言われています。
ダラダラ垂れるくらい唾液がでてしまいますが、それは口腔周囲の筋肉が未発達で口が開けっ放しになるためです。
お子さんが成長するにつれ、口の周りの筋肉が発達すれば自然によだれが垂れることもなくなります。
お子さんの歯が生えたら、一度、歯医者さんへ連れていってはいかがでしょうか。
乳歯にフッ素を塗布することで、むし歯になりづらい丈夫な歯にすることができます。
また既にむし歯がある場合は、早期発見により最小限の治療でむし歯を治すことができます。
お子さんがまだ小さくてむし歯の治療が難しい場合には、むし歯の進行止めを塗り、安全に治療ができるようになってから、むし歯の治療をすることもできます。
どうぞ気軽にお問い合わせください。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「歯周病検査」について、お話をしたいと思います。
歯周病は歯の周りの歯周組織に炎症が起こる疾患です。
歯周病は、むし歯と並んで歯科の2大疾患と呼ばれ、歯を失う原因の約50%以上が歯周病を原因としています。
歯周病が進行すると「歯ぐきが腫れて痛い」「歯ぐきから血が出る」「歯がぐらついて食べ物が噛みづらい」「口臭が気になる」などの症状があらわれ、最後には歯を失ってしまいます。
歯周病は、歯周ポケット内のプラークや歯石が主な原因ですが、セルフケアによる歯石の除去は容易ではありません。
初期の段階では自覚症状が少ないため、定期的に歯の検診やクリーニングで歯医者さんへ行くことが早期発見につながり、適切な治療で進行を抑えることができます。
こちらは、歯周病のチェックリストです。
□歯ぐきに赤く腫れた部分がある
□歯ぐきがやせてきた
□歯と歯の間にものが詰まりやすい
□歯を磨いた後、歯ブラシに血がついている
□歯を磨いた後、すすいだ水に血が混じることがある
□歯と歯の間の歯ぐきが鋭角的な三角形ではなく、うっ血していてブヨブヨしている
□歯が浮いたよう感じがする
□指で触ってみて、少しグラつく歯がある
□歯ぐきから膿がでたことがある
次のチェックリストで1つでも当てはまる方は、一度、歯医者さんで歯の検診を受けてみてはいかがでしょうか。