
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、薬の服用とドライマウスについてお話しますね。
現在、約800種類ほどの薬剤がドライマウスと何らかの関係があるとされています。
もちろん、すべての薬が服用してすぐに症状が出るとは限りません。
しかしながら、ドライマウスの原因が明らかに服用薬であっても、全身状態のために服薬中止ができない場合がほとんどです。
また、仮に中止できたとしても、長期間で多量に服用している場合では症状改善に時間を要することがあります。
歯科医院では、薬を処方している先生と連携を取りながら、症状の経過を追いつつ適切な処置を行ってゆくことで、QOLの向上を促す役割を担っています。
こんにちは、院長の水野です。
妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」さんのWeb調査によると、妊娠してからむし歯や歯周病に羅漢した人は38.2%になるそうです。
歯科治療を受けた時期は、ほとんどの方が安定期に入ってから治療を受けていました。
当院でも、安定期になってから歯科検診の予約をされる方が多いです。
稀に、むし歯があっても放置してしまい、臨月に入ってから痛み急に強くなって、飛び込みで来院される方がいます。
安定期に来院してくれていたら、できる治療がもっとあったのになあと残念に思うことがあります。
また、妊婦さんの場合、処方できる痛み止めも限られていて、普通の方のように気軽に強い痛み止めを飲むことができません。
そういった意味でも、妊婦さんのむし歯が悪化してしまうと、普通の方よりも辛いことが多いです。
妊娠中に増加する女性ホルモンは歯周病菌の繁殖を促進させ、唾液が減ることでむし歯になるリスクが上がってしまいます。
安定期に入り、つわりも落ち着いているようでしたら一度歯科検診に行くとよいかもしれません。