
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
オーラルフレイルという言葉は聞いたことがありますか?
今日は、オーラルフレイルについてお話しますね。
近年、高齢者のフレイル(虚弱)が注目されるようになり、要介護状態への移行を防ぐために、いかに早く気づいて介入するかが課題となっていますが、口腔領域でも同じことが言えます。
日本老年歯科医学会では、口腔機能が落ちてきた状態をオーラルフレイル、さらに一歩進んだ状態を口腔機能低下症として、これが進むと摂食嚥下障害に至ると考えています。
オーラルフレイルや口腔機能低下症は、対応によっては機能回復できる可能性があります。
早い段階で医療従事者がかかわり、適切なリハビリテーションや口腔ケアを行うことで、口から食べる状態を長く維持することができます。
地域の歯医者さんである四街道スマイル歯科では、外来診療の延長線でオーラルフレイルの状態の方を発見し、治療を提案するように心掛けています。
こんにちは、院長の水野です。
「仕上げ磨きは何歳まで行えばよいか」という質問を時々受けることがあります。
はっきりと何歳までと言いきれるものではありませんが、乳歯と永久歯が生えかわる8~9歳頃までは親御さんが気にかけてあげるとよいかと思います。
生えて間もない永久歯は歯質も弱いため、しっかりとした歯磨きが大切です。
むし歯は3つの要素「歯の質」「糖質」「細菌」が重なった状態が長くなるほどむし歯になりやすくなります。
逆に、毎日の歯磨きや定期的な歯科医院でのケアでむし歯菌を除去することで、むし歯予防に繋がると言えます。