
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「口腔がん」についてお話しますね。
口腔がんは、発見が遅れると日常生活に支障をきたすほどの後遺症が残ったり、命にかかわることもあります。
一般的には初期のがんでは痛みや出血などはなく、硬いしこりが触れるのみの場合が多いです。
当院の場合は、より詳しい検査が必要と判断したら、東京歯科大などの連携している大きな病院を紹介します。
口腔がんの検査は、CTやMRI、超音波などを使った画像診断が必要に応じて行われます。
病変組織の一部を切り取って顕微鏡の検査する病理診断を行い、がん細胞が認められれば確定となります。
治療方法は病期により決定され、様々な情報をもとに適切な治療方法が検討されます。
口内炎は1~2週間程度で治ってきますから、なかなか治らないと思ったら、一度、歯医者さんに相談してみるとよいでしょう。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「唾液のケア」についてお話しますね。
高齢になると口の中も老化し、歯槽骨が痩せ、歯肉退縮してゆきます。
歯肉退縮とは、歯茎が後退して歯根が露出することです。
歯肉退縮が起こっていても唾液が十分に分泌されていれば、緩衝作用で菌の繁殖を抑制するので、根面う蝕(むし歯)にはなりにくいものです。
「口の渇きが気になる」「固い食べ物が食べにくくなってきた」「入れ歯が擦れて痛い」などの自覚症状があれば、唾液が減少している場合があります。
唾液のケアは、水分を意識してとったり、唾液腺のマッサージで唾液分泌を促進する、口腔保湿剤を用いるなど色々なケア方法があります。
口の渇きが気になりだしたら、一度、歯医者さんに相談してみるとよいでしょう。