
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちわ、院長の水野です!
今日は、『金属アレルギー』についてお話しますね。
金属アレルギーを発症し、治療をされても症状が改善されない方は、お口の中の銀歯などが原因となっている場合があります。
一度、主治医と相談し、パッチテストなどのアレルギー反応検査で原因となる金属を特定し、お口の中の金属をより安全な材料に置き換えること(原因除去療法)を検討されてもよいかもしれません。
自費診療のセラミックスの詰め物や被せ物は安全な材料の代表といわれています。
保険診療では、治療部位に制限がありますが、ハイブリッドレジンクラウン(CAD/CAM冠)があります。
長期的に安定した治療成績が望めるオールセラミックスインレーやクラウンを装着することがもっともよいとは思いますが、自費診療となるため費用がかかります。
まずはできる限り保険適用内でより安全な材料に置き換え、機会を見てさらに長期的に安定したものへと作り変えていく事もひとつの方法だと思います。
当院では患者様の希望を十分に考慮した最善の治療ができるよう努めております。
どうぞ気軽にご相談ください。
今日は、「歯周病と糖尿病の関係」についてお話しますね。
糖尿病になると血管障害により口の中の血流も悪くなるため、抵抗力が落ちて歯周病菌に感染しやすくなります。
高血糖の状態で歯周病になると、体は骨を溶かす物質を多量に放出して骨を溶かしてしまいます。
糖尿病の方が歯周病になりやすいとよく言われるのは、こうした理由からです。
この悪い関係を断ち切るには、血糖コントロールとプラークコントロールが大切です。
プラークコントロールの基本は、毎食後の丁寧な歯みがきです。
定期的に歯医者さんへ行って、プラークの除去と歯周病のチェックを行うのもおすすめです。
また糖尿病の方は、歯科を受診する時には必ず糖尿病であることを伝えてください。
抜歯や外科的処置を行う場合、血糖コントロールが不良だと治療内容を考慮する必要があります。
歯科受診の際の注意点をまとめますね。
血糖コントロールとプラークコントロールを行い、歯周病を予防しましょう。