
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「歯の外傷」についてお話しますね。
転んだりぶつけるなどの転倒接触事故で、歯が欠けたり、折れてしまうことがあります。
歯に大きな力がかかると歯やその周辺組織にダメージを受けます。
出血のある歯肉の損傷から歯がしみるようになってしまう神経の損傷など、ダメージによって症状は様々です。
歯根幕や骨、歯肉の損傷は、適切な処置で治癒することが多いです。
神経の損傷は炎症度合いが低ければ治癒しますが、ある一定以上の炎症になると神経が壊死してしまうこともあります。
また、欠けたり折れてしまった歯は自然治癒することはなく、歯医者さんで接着処置や修復が必要になります。
もし、大切な歯が折れたりかけてしまった場合は、早めに歯医者さんに相談するとよいでしょう。
当院では、できるだけ歯や神経を保存することに最善を尽くしていますので、気軽にご相談ください。
こんにちは、院長の水野です!
今日は、「ブリッジ」についてお話しますね。
ブリッジとは欠損した所を両隣の歯を支持として使い、欠損した所を補う治療です。
ブリッジの長所は取り外しがないため、違和感が少ないことです。
短所は支持として用いる歯は削る必要があることです。
日本補綴学会では、「歯の欠損の補綴歯科診療ガイドライン2008」によると、「1歯の中間欠損に対して,5年生存率でみると,インプラントとブリッジでは差はなく,機能的にもインプラントが有効であるというエビデンスは存在していない」とまとめています。
海外の論文では、10年推定生存率がインプラントよりもブリッジのほうが高いという報告もあります。
ブリッジ以外にも、欠損した歯を補う治療方法は複数あります。
当院では、患者さまのお口の状態や事情などを十分に考慮して、最前な治療を提案しています。
歯を失ったまま放置すると様々な問題が起きてきますので、欠損した歯がある方は一度歯医者さんに相談されるとよいかもしれません。