
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「骨粗しょう症と口腔ケア」についてお話しますね。
骨粗しょう症は、歯を支えているあごの骨も弱くなり、歯の周りの組織に炎症を起こしやすくなるため、歯周病になりやすくなります。
歯周病が悪化すると、あごの骨にも炎症が広がり、重篤な骨の病気にかかってしまうことがあります。
下くちびるや下あごあたりに痺れがあったり、あごに鈍い痛みが続いているなどの症状がある方は早めに担当医に相談されるとよいでしょう。
骨粗しょう症の方は、健康な人以上に、毎日のブラッシングを丁寧にし、口腔内を清潔に保つようにしてください。
また歯医者さんでの定期的な検診と歯のクリーニングも大切です。
骨粗しょう症の治療中の方が歯医者にかかるときは必ず、骨粗しょう症である旨を伝えてくださいね。
骨粗しょう症の方の歯科治療には、担当の医師と歯科医師の連携が必要です。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「歯の定期健診が節約になるか」お話していと思います。
先日、「歯医者さんに聞いてみた! 歯の定期メンテナンス=トータル300万の節約になる理由」という記事がネットに出ていました。
次のような内容でした。
予防歯科のために歯医者に通うと、1回に付き3,000円程度かかることが多く、3ヶ月から半年に1度の通院で年額にすると1万2,000円〜6,000円ほどになる。
それに対し、痛むほど悪化していれば1回の治療で2,000円〜4,000円、それを短い期間で何回か通わなければならなくなり、1か所の虫歯を治療するだけで総額1万円以上かかることもある。
また治療が終わっても、入れ歯やインプラントは加齢や口内の状況、入れ歯の消耗具合に応じて定期的な作り替えが必要になる。
虫歯の治療費と入れ歯の維持費を総合すると、80歳までの治療費は430万円ほどになるの対し、歯をメンテナンスしていけば150万円程度
だから、歯科に定期的に通うのが結果的に節約になるというものでした。
治療費に注目した試算のようですが、オーラルフレイルが原因でフレイルになってしまうことで、生活や介護の面でも金銭的な負担はUPするかもしれませんね。