
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「免疫力アップの歯磨きのタイミング」をお話したいと思います。
今世界中で大変なことになっている新型コロナウィルスも、口腔内の環境に罹患リスクが左右されます。
インフルエンザは適切な口腔ケアで、発症率を下げたというデータもあるので、新型コロナウィルスの対策にもつながりそうですね。
歯磨きをするタイミングはもちろん1日3回毎食後が理想ですが、特に、起床後すぐと寝る前は丁寧に歯磨きをするとよいでしょう。
寝ている間は唾液が少なく、菌が増殖するためです。
ただし力を入れて磨きすぎるのはよくありません。
病原体は粘膜から侵入しますが、磨きすぎで歯肉を傷つけると侵入する入り口を広げてしまうことになりかねません。
特に、歯周病の方は、すでに口の中に傷がある状態なので気をつける必要があります。
また歯肉の奥にたまったプラークや歯石は自力では取れません。
定期的に歯医者さんに検診に行って、むし歯や歯ぐきの状態をチェックすることが大切です。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「歯の神経」について、お話しますね。
歯の神経は、歯全体に栄養を運ぶという重要な役割があります。
また噛むことによる刺激を受け止めたり、感じたりしています。
さらに、むし歯になった時に冷たさや痛さを感じます。
このおかげで歯の異常を感知し、発見につなげることができます。
また神経を取った歯は、外見上は骨に埋まり、歯茎に支えられているものの、枯れ葉と同じで栄養が届かずに弱くなっていきます。
まだ歯の神経を治療せずに済んでいる方は、健康な歯をしっかりと守ってゆきたいですね。
神経の治療をした歯がある方は、まだ治療していない歯をしっかりと守りつつ、その後の歯の様子をしっかりとフォローしてゆく必要があります。
3ヶ月から半年に一度は定期的な歯の検診やクリーニングをお勧めいたします。