
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「子どもの歯周病」について、お話しますね。
歯周病は、中高年の病気と思われている方が少なくありません。
しかし、10代でも歯周病になってしまうことがあります。
まだ若いうちに歯周病になってしまう方は、原因になる細菌だけでなく、免疫力の弱さも両親から受け継いでいる場合があります。
ふつうでも、若い方のほうが歯周病は早くすすみますが、遺伝子的に免疫が弱い方だとなおさら進行が早まります。
歯ぐきが少しでも腫れていると感じたら、一度、歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか。
定期的に歯医者さんへ通い、歯の検診やクリーニングを行うことで口臭予防にもつながりますよ。
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こんにちは、院長の水野です。
今日は、「唾液中のIgA」についてお話しますね。
IgAとは免疫物質の一つであるImmunogloburin A(免疫グロブリンA)の略です。
IgAを増やすには、野菜や穀物、いも類、豆類などに多く含まれる食物繊維や納豆、ヨーグルトなどの発酵食品をとるとよいでしょう。
唾液中のIgAをしっかり機能させることも大切です。
毎日の歯磨きで、口腔内を清潔に保つことで唾液中のIgAが機能します。
定期的に歯医者さんで歯のクリーニングをし、プラークを除去してもらうことも大切です。
またコロナ禍でマスクをつける生活が続いていますが、マスクをしていると喉の渇きに気づきにくく水分不足になりがちです。
からだの水分が少なくなれば唾液も減ってしまいます。
すると唾液中の抗菌成分が口腔内にいきわたらなくなり、病気になるリスクがあがってしまいます。