
クリニックブログでは、歯に関する情報や症例、当院の取り組みなどを紹介しています。
毎週水曜日の週1ペースでのんびりと更新しています。
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「お子さんの指しゃぶり」について、お話します。
指しゃぶりは赤ちゃんの象徴的なポーズで、微笑ましいですね。
でも、長期間にわたり指しゃぶりを続けると歯並びや嚙み合わせが悪くなることで、食べものを噛みにくくなったり、発音に悪影響を及ぼすこともあります。
また唇が閉じにくいため、常に口が開いた状態が癖になり、鼻呼吸が身につかず、口呼吸が習慣化することもあります。
3歳以降も癖として指しゃぶりを続けているようだったら、対応が必要です。
基本的には、声かけをしてお子さん自身の自覚を促してください。
叱りつけたりして無理やりやめさせてしまうと、他の癖が現れる原因となることがあります。
大好きなぬいぐるみやご褒美シールなどを活用するなど、お子さんにあった方法で楽しく対応できたら理想ですね。
市販で販売されている、指しゃぶりの対策グッズなどを活用するのもよいでしょう。
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小児歯科について
こんにちは、院長の水野です。
今日は、「口腔内の乾燥」について、お話します。
口腔内が乾燥すると、カンジダが発生したり、自浄作用が低下して感染症を引き起こして誤嚥性肺炎になりやすいなど、様々なマイナスが生じます。
口腔内乾燥は、様々な要因で起こります。
更年期以降の女性や若くてもがん治療により早期閉経してしまった女性にとくに顕著に出てくると言われています。
また降圧薬や降コリン薬の使用や酸素投与などによる影響もあります。
口腔内の乾燥が強いと舌の動きがこわばあり発音が不明瞭になってしまいます。
伝わりづらくなれば、患者さん本人ももどかしくなり、話したいという気力が減ってしまいます。
「話す」を支えているのは、潤いのある口腔内といえるでしょう。
保湿ジェルを塗布したり、保湿液をスプレーするだけでも、口渇感はかなり軽減されます。
口腔内の乾燥を感じたら、毎日の口腔ケアだけでなく、日々の中に保湿ケアを取り入れるとよいでしょう。
口腔内の乾燥が気になったら、ぜひ、一度ご相談くださいね。
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