乳幼児のむし歯について

こんにちわ、院長の水野です。

今日は、乳幼児のむし歯についてお話しますね。

先日、うちの産休中のスタッフが市の離乳食教室へ行き、歯の健康についても話があったそうです。
ボロボロの乳歯が紹介され、発熱を機に、哺乳瓶でスポーツドリンクなどを飲ませて続けてしまったのだとか。

当院でも、初診できたお子さんの歯がボロボロということは時々ありますが、聞いてみるとジュースやイオン飲料を好んで飲んでいますね。

むし歯は唾液感染しますので、スプーンやコップはできるだけ共有しないように心がけてください。

乳幼児のむし歯の治療は、大人のむし歯治療とは違います。
怖がって口をあけてくれなかったり、暴れてしまうお子さんも少ななくありません。
治療が勧められず、むし歯の進行止めの薬を塗布してお子さんが治療できるようになるまで待ったり、必要な場合は大きな病院へ紹介し拘束した状態での治療となることもあります。

定期的に歯医者さんでフッ素塗布をするなど、日頃から歯の健康を意識してあげることが大切かもしれませんね。

お子さんのケガについて

こんにちわ、院長の水野です。

今日は、お子さんのよくあるケガについてお話しますね。

1才児で多いのが、歯ブラシを口にくわえたまま転倒し、口腔内に傷を負ってしまう事故です。

歯ブラシや箸、フォークなどを口にくわえたままの状態で歩かせないようにしてください。

子どもは、体に比べて頭が大きくバランスを崩して転びやすいですし、大人ほど空間を把握する力もありません。

当院に急患でくるケガをしたお子さんは、ちょっとしたことで顔から転んでしまい前歯をぶつけていることが多いです。

お子さんから片時も目を離すな、とよく言いますが、実際は難しいことですよね。

できる限りの気配りで大人が見守って事故を防ぐことは大切ですが、もしお子さんが不慮の事故でケガをしてしまってもあまりご自身を責めないでくださいね。

意外と乳歯の場合は、大事にならないことが多かったりします(笑)

低ホスファターゼ症(HPP)について

こんにちわ、院長の水野です。

今日は、低ホスファターゼ症(HPP)についてお話したいと思います。

低ホスファターゼ症(HPP)とは、体内の酵素が不足したり、うまく働かないために起こる遺伝性の疾患です。
様々な症状がありますが、分かりやすいサインの1つに、乳歯がすぐに抜けてしまうという症状があります。

普通、乳歯は6~7才くらいから抜け始めます。
4才以下で、次々に乳歯が抜けてしまうようなら一度歯医者に相談されてはどうでしょうか。
その際、抜けた歯の形も大切なので、抜けた歯を持参してください。

転んだなどのケガや他に気になる口の中の病気がなければ、HPPの可能性も考えて大きな病院を紹介します。
病院では、血液検査や身体の状態、必要に応じて遺伝子検査などを行って病気かどうかの判断を行います。

HPPは酵素を補充する治療が保険適応になりましたし、小児慢性特定疾患として医療費補助などさまざまなサポートが整っています。
乳歯が早期に抜ける症状だけで終わる人もいますが、早期診断をした上で適切な治療をしていくことが大切です。

歯質について

こんにちわ、院長の水野です。

今日は、歯質(ししつ)についてお話しますね。

歯質、読んで字のごとく、歯の体質です。

歯質は一人一人異なり、虫歯になりやすいかどうかを左右します。

しかし、歯の再石灰化を促進するフッ化物を利用したり、だ液の分泌を促進するためによく噛んだりすることで、歯質を強化することができます。

フッ素は、歯が生えてから2~3年以内の、歯質が未熟な時期にもっとも効果的です。

お子さまの場合は、3~4ヶ月に1度、歯医者さんでフッ化物を塗布することでむし歯の予防効果が高まります。

歯が生えたら歯みがきを

こんにちわ、院長の水野です。

今日は、小さなお子さんの歯みがきについてお話しますね。

お子さんの歯は、生後7、8ヶ月ごろになると生えだします。

その時期が近づくと歯肉が丸く膨らんでくるので、口の中をのぞいてみてください。

生える順序は、まず下の前歯が2本生え、そして上の前歯、2才以降に乳歯がすべて生えそろいます。

しかし、歯の生える時期などは個人差があるため、少し遅いと感じても特別心配しなくても大丈夫です。

ただ1才3ヶ月を過ぎても生えてこないようなら、一度、歯医者さんに相談してくださいね。

歯が生えだしたらいよいよ歯みがきスタートです。

子どもの歯はむし歯になると進行が早いので、歯の汚れはていねいに落としましょう。

お子さんの歯みがきは、月齢が小さいうちは大人がみがいてあげましょう。

1本、2本のうちは濡らしたガーゼで歯をふく程度でもOKです。

2~3才ごろになるとそろそろ一人みがきができるようになりますが、必ず大人が仕上げ磨きをしましょう。

妊娠中のお母さんの歯

こんにちわ、院長の水野です。

今日は妊娠中のお母さんの口腔ケアについてお話しますね。

お子さんの歯はいつくらいからできるかご存知でしょうか。

乳歯は妊娠7~10週目くらいからその芽になるものができ、妊娠4~5ヶ月ころには石灰化が始まります。

石灰化に必要なカルシウムやリンは、お母さんの血液中から供給されます。

むかしは、妊娠すると歯がダメになるのは赤ちゃんに必要なカルシウムがお母さんの歯から溶け出すからと言われていましたが、それは迷信です。

おなかの赤ちゃんは、お母さんの食事から栄養をとっています。

お母さんの食生活がとても大切だと言えますね。

ところで、妊娠中は、むし歯や歯周病が起きやすくなる要因が増えます。

安定期に入ったら、歯科健診に行くことをお勧めします。

小児歯科医療について

こんにちわ、院長の水野です。

本日は、小児歯科医療についてお話ししますね。

小児の歯科医療は、患児や保護者さんの気持ちに寄り添い、見守るという姿勢がだとても大切だと考えています。

近年、患児や保護者さんが対話を通じて語る「病気になった理由や経緯」などの“物語”から、医師が病気の背景や人間関係を理解し、
患児の抱えている問題に対して全人的にアプローチしていこうとする臨床手法が注目されており、
小児歯科医療では臨床手法に基づく医療の実践が重要となってきています。

乳幼児期は一生のうち最も成長スピードが速く、日々変化していること、食べる、噛む、話す、味わうなど生活の基本となる機能を獲得するための大切な時期です。

小児歯科医療は、子どもの特性を理解した上での対応が求められます。

親御さんの仕上げ磨きについて

こんにちわ、院長の水野です。

「仕上げ磨きは何歳まで行えばよいか」という質問を時々受けることがあります。

はっきりと何歳までと言いきれるものではありませんが、乳歯と永久歯が生えかわる8~9歳頃までは親御さんが気にかけてあげるとよいかと思います。

生えて間もない永久歯は歯質も弱いため、しっかりとした歯磨きが大切です。

むし歯は3つの要素「歯の質」「糖質」「細菌」が重なった状態が長くなるほどむし歯になりやすくなります。

逆に、毎日の歯磨きや定期的な歯科医院でのケアでむし歯菌を除去することで、むし歯予防に繋がると言えます。

フッ素塗布は、歯が生えてから2~3年以内の歯がもっとも効果的

こんにちわ、院長の水野です。

フッ素塗布をいつから始めたらよいのか、という質問がよくあるので、今回はフッ素塗布についてお話しますね。

生えたての歯は表面のエナメル質がまだ未熟で、むし歯になりやすい状態です。

一方、フッ素は歯の結晶性を向上させ、初期むし歯の再石灰化を促す役割を果たします。

そのためフッ素は、歯が生えてから2~3年以内の、歯質が未熟な時期にもっとも効果的と言えます。

実際、この時期にフッ素を用いると、むし歯にかかる割合が20~40%減少すると言われています。

フッ素塗布は、歯が生えてから2~3年以内の歯がもっとも効果的ということになります。

歯医者さんで塗布する高濃度のフッ化物のゲルは、市販の歯磨き粉よりもずっと濃度の高いものです。

3~4ヶ月に1度、歯医者さんでフッ化物を塗布することでむし歯の予防効果が高まります。

乳歯や生えたての永久歯は虫歯になりやすいので、親御さんが意識してあげることが大切です。

災害共済給付制度について

こんにちわ、院長の水野です!

今日は、小中学校のけがで利用できる『災害給付制度』についてお話したいと思います。

学校の昼休みなどに転んで前歯をぶつけて欠けてしまった、
などの学校や通学時に起きたケガで来院されるお子さんが時々います。

学校でケガをした場合、担任の先生から親御さんに『災害給付制度』を紹介されるようですね。

しかし、大事なお子さんのケガで気が動転しているところに、
よく知らない制度の話まで加わって、戸惑ってしまう親御さんも少なくありません。

そこで、制度を利用する場合の条件や全体の流れについて、ご説明できるようにパンフレットを作成しました。
災害給付金制度を利用する場合、むし歯やフッ素塗布などの治療は一緒に行うことができません。
制度を利用する場合、受給券と併用できなかったり、診療点数が500点以上のケガでなければいけないなどの条件があります。
ほとんどの場合、検査が終われば、診療点数が500点以上になるかならないかの目処がつきます。
越えないようなら受給券を使用して会計を行い、越えるようなら当日は3割負担となり、後日、制度の申請書を持参頂けたら記入します。

最初にこの説明をさせて貰い、親御さんの不安解消に貢献したいと思います。