お子さんの粘膜疾患

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「お子さんの粘膜疾患」について、お話します。

お子さんの口腔内のトラブルといえば、むし歯を連想しがちですが、粘膜疾患での受診も少なくはありません。

生後6ヶ月から2歳頃に好発する麻疹では、高熱とともに発疹が全身に広がります。
口腔内にもコプリック班が出現します。

5歳頃までにかかりやすいヘルパンギーナは、痛みを伴う喉に小水疱や口内炎ができます。

手足口病や水疱瘡なども、皮膚だけでなく口腔内にも小水疱がでます。

他にも、口腔カンジダ症やアフタ性口内炎、ヘルペス性歯肉口内炎、萌出性歯肉炎、粘液のう胞など様々な粘膜疾患があります。

症状が口腔内に集中している場合は、かりつけの歯医者さんを早めに受診することをお勧めします。

定期的に歯医者さんへ通い歯の検診やクリーニングを行うことで、口腔内トラブルの早期発見にもつながります。

子どものお口ぽかんについて

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「小児のお口ぽかん」について、お話します。

口唇閉鎖不全症といわれる、口がぽかんと常に空いた状態のお子さんが増加傾向にあります。

新潟大学、大垣女子短期大学、鹿児島大学が共同で、日本初の「お口ぽかん」に関する全国大規模疫学調査を行いました。

3~12歳の3399人を対象にしたこの調査では、30.7%がお口ぽかんを示しており、年齢とともに有病率が増加傾向にあることがわかりました。

「お口ぽかん」が続くと、健康面だけでなく、歯並びにも悪影響を及ぼす可能性が示唆されています。

口腔機能の発達不全を予防・改善するためにも、日ごろから「噛む」ことを親御さんが意識してあげるとよいかもしれません。

指しゃぶりについて

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「お子さんの指しゃぶり」について、お話します。

指しゃぶりは赤ちゃんの象徴的なポーズで、微笑ましいですね。

でも、長期間にわたり指しゃぶりを続けると歯並びや嚙み合わせが悪くなることで、食べものを噛みにくくなったり、発音に悪影響を及ぼすこともあります。

また唇が閉じにくいため、常に口が開いた状態が癖になり、鼻呼吸が身につかず、口呼吸が習慣化することもあります。

3歳以降も癖として指しゃぶりを続けているようだったら、対応が必要です。

基本的には、声かけをしてお子さん自身の自覚を促してください。

叱りつけたりして無理やりやめさせてしまうと、他の癖が現れる原因となることがあります。

大好きなぬいぐるみやご褒美シールなどを活用するなど、お子さんにあった方法で楽しく対応できたら理想ですね。

市販で販売されている、指しゃぶりの対策グッズなどを活用するのもよいでしょう。

関連リンク
小児歯科について

シーラントについて

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「シーラント」についてお話しますね。

シーラントとは、奥歯の噛む面の溝にプラスチック(レジン)を埋め込み、むし歯を予防するという方法です。

お子さんの第一大臼歯(6番目の歯)にシーラントを行うことが多いです。

この歯は6歳頃に生えてくるくる歯なので、お子さん自身での十分なブラッシングが難しく保護者の方も乳歯と勘違いしやすい歯です。

シーラントは、歯の溝を埋めるだけなので歯を削ることはありません。

しかし、シーラントは万能ではありません。

お子さんの場合は噛み合わせが安定しないので、シーラントがはがれてしまう場合もあり、虫歯予防の効果が途中で無くなってしまうこともあります。

また、歯の溝は虫歯予防できても、歯と歯の間や歯の側面にはシーラントをすることができないので、お家での歯磨きは必要です。

毎日の歯磨きに加え、定期的に歯医者さんでむし歯のチェックをしたり、フッ素塗布なども行い、お子さんの歯を一緒に守ってゆきたいですね。

「歯の萌出」について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「歯の萌出」についてお話しますね。

歯が生えることを医学用語で「萌出(ほうしゅつ)」といいます。

歯は、乳歯も永久歯も母胎のなかですでに発生がはじまっていて、乳歯は胎齢6週間位から、永久歯は早い歯だと胎齢6ヶ月ごろから始まっています。

乳歯は20本、永久歯は32本ですが、なんらかの原因で正常よりも多く生えてしまう場合もあります。

その歯を過剰歯といい、障害を起こしやすいので抜歯されることが多いです。

また乳歯と交代するはずの永久歯が萌出しないこともあります。

この場合には、乳歯を大切にしなければいけません。

過剰歯や継承歯なしのかたは、診療をしていると時々見かけます。

定期健診で通っていただいて、経過観察を行ったり治療計画を相談しています。

もし気になる症状があれば、一度、歯医者さんにご相談ください。

乳歯が抜けずに大人の歯が生えてきた場合について

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「乳歯が抜けずに大人の歯が生えてきた場合」についてお話しますね。

実は、このケースはさほど珍しくありません。

乳歯が抜けずに大人の歯が別の場所から生えてくることは可能性として大いにあります。

早めに残った乳歯を抜いてあげれば、自然に大人の歯が正しい位置に動いてくれることがあります。

もし大人の歯が出てきてしまったら、かかりつけの歯医者さんに電話をするとよいでしょう。

当院では、矯正歯科は行っておりませんが、矯正を希望される方には歯科大や地元の矯正歯科を紹介しております。

また矯正歯科の先生と連携して、抜歯やむし歯治療などを怒っております。

お子さんの歯並びを含め、気になることがあれば些細なことでもかまいません、気軽にご相談くださいね。

セルフケアのポイントについて

こんにちは、院長の水野です。

今日は、「セルフケアのポイント」についてお話しますね。

「予防歯科」という言葉は、テレビCMなどでも耳にする機会は増えているのではないでしょうか。

今日は、毎日のセルフケアを効果的に行うためのポイントをお話しますね。

久しぶりに歯医者さんの定期健診に行って、歯垢が貯まっていますね、と言われたことがあるかもしれません。

歯垢とは、歯の表面に付着している細菌の固まりで、むし歯の原因になります。

唾液には口の中の細菌を洗い流す自浄作用がありますが、寝ている間は唾液の分泌量が減るため、細菌が増殖して歯垢を生成します。

乳歯のお子さんの場合は、1日1回以上の自分で歯みがきと、寝る前に親御さんが仕上げ磨きをしっかりするだけでもむし歯予防に大きく貢献します。

大人の方も寝る前の歯みがきはとても大切です。

また、歯みがきの際に、フロスや歯間ブラシも一緒に使うと効果的です。

フッ素を塗る時期や期間について

こんにちわ、院長の水野です!

今日は、「フッ素を塗る時期や期間」についてお話しますね。

年齢的には、1歳半頃から15歳ぐらいまでです。

もちろん個人差がありますので、あくまで目安と捉えて頂き、歯医者さんに相談しながら予防をしてゆくとよいと思います。

生えたての歯は表面のエナメル質がまだ未熟で、むし歯になりやすい状態です。

一方、フッ素には歯の表面を堅く丈夫にする効果と抗菌作用があり、初期むし歯の再石灰化を促す役割を果たします。

そのためフッ素は、歯が生えてから2~3年以内がもっとも効果的と言えます。

実際、この時期にフッ素を用いると、むし歯にかかる割合が20~40%減少すると言われています。

また一番奥の永久歯(12歳臼歯)が生えるまでは定期的にフッ素を塗るとよいかと思います。

歯が生え始めたら、一度、歯医者さんに行ってみてはどうでしょうか。

1日1回のブラッシングで歯を丈夫にしましょう

こんにちは、院長の水野です。

今日は、お子さんのブラッシングについてお話しますね。

はえ始めのエナメル質は柔らかく、むし歯になりやすい状態ですがブラッシングすることで徐々に成熟し丈夫になります。

ていねいなブラッシングと甘いジュースやお菓子を避けることで、むし歯を予防したり進行を止めることができます。

歯だけでなく、あごの成長も意識してあげることが大切です。
最近は、子どもたちのあごが小さくなっている傾向があります。

永久歯にはえ変わる頃、あごが小さくて歯がきれいに並ばず、矯正治療になる子どもが増えています。

よく噛むことであごが育ち不正咬合のリスクを減らすことができるので、月齢にあった噛み応えのものを食べることが大切です。

日常のブラッシングに加え、定期的に歯医者さんへ行き、お口のチェックとフッ素塗布をしてもらうとよいでしょう。

寝る前の仕上げみがき

こんにちわ、院長の水野です。

今日は、「寝る前の仕上げみがき」についてお話します。

夜、眠っている間は唾液の分泌が減ります。

唾液が減少するとむし歯菌が繁殖しやすい環境になります。

長時間その状態が続くので食べかすなどが残っていると、すぐにむし歯になってしまいます。

寝る前に仕上げみがきをすることで、食べかすを落とし、むし歯菌を減らすことができれば、長い時間眠ってもむし歯になりにくくなります。

そのため、夜の仕上げみがきは重要です。

また定期的に歯医者さんで、フッ素塗布をすることもむし歯予防に貢献できます。