スマイルレター2018年1月

    乳歯にフッ素を用いると、むし歯にかかる割合が20~40%減少すると言われています。

スマイル★FAQ
乳歯にもフッ素は効果がありますか?

歯が生えてから2~3年以内の歯がもっとも効果的です!
生えたての歯は表面のエナメル質がまだ未熟で、むし歯になりやすい状態です。
一方、フッ素は歯の結晶性を向上させ、初期むし歯の再石灰化を促す役割を果たします。
そのためフッ素は、歯が生えてから2~3年以内の、歯質が未熟な時期にもっとも効果的と言えます。
実際、この時期にフッ素を用いると、むし歯にかかる割合が20~40%減少すると言われています。

歯医者さんで塗布する高濃度のフッ化物のゲルは、市販の歯磨き粉よりもずっと濃度の高いものです。
3~4ヶ月に1度、歯医者さんでフッ化物を塗布することでむし歯の予防効果が高まります。歯や生えたての永久歯は虫歯になりやすいので、親御さんが意識してあげることが大切です。
また、定期検診では治療だけでなく予防、歯並びや生え替わりのチェック・対処もできます。たとえば「乳歯がまだ抜けないのに永久歯が生えてきた」といった場合には、早めに乳歯を抜くことで、永久歯の向き・位置のズレを緩和させる効果があります。

2018年1月5日